短期集中連載 千葉のサブ③ | 復活!?熱尻 石坂鉄平のパイルダーON!

復活!?熱尻 石坂鉄平のパイルダーON!

元プロレス団体KAIENTAI-DOJO、現(株)ふたば所属の石坂 鉄平が綴る、日々の日常と非日常の体験記。

柏組での三郎の活躍は、正直言えば新人時代のルーキーオブイヤーを与えても良い位、それぐらい頑張っていたし、一番苦労したと思う。


そんな三郎は、『柏大五郎』『石坂鉄平』と共に、仙台のパチンコCMにも出演している。

内容は、坊主頭の3人が何故だか、モヒカン頭になり、白鳥の湖のダンスを踊ると言うもの、、、。

※味方さん!画像借りたよ~。

ローカルCMなんで、どれだけの期間流れていたのかは、わからないのだけど、今も流れているならミラクルだなぁ。


なんせ、鉄平の今いる香川でも、かなり昔のCMがながれているからなぁ(笑)



おっと、話がそれたので、元に戻します。




そんな、三郎が所属していた『柏組』は、2リーグになり『PSYCHO』が、『GET』に行き、『RAVE』では、三郎と姉御こと山縣優が自己主張をし、『柏組』を卒業する。

※『柏組』ラストカット。


三郎の自己主張は、この2リーグより少しばかり前から始まる。

元々『大仁田厚』さん信者の三郎は、デスマッチ志望があったのだが、当時、KAIENTAI DOJOに準レギュラーで、参戦されていた『金村キンタロー』さんの誘いで、念願でもあったデスマッチ路線に舵をきったのだった。


そして、三郎と姉御は、火野裕士とSURPER-X(現:円華)と共に『New Standard(ニュースタ)』を結成し、トップ所に噛みついていった。

※『ニュースタ』の画像が余りなく、5周年のパンフから拝借




そんな三郎が、とあるデスマッチの試合後にダブルヘッダーで、千葉のBlue Fieldで試合を行った際に事件は起きた、、、。


当時、『ニュースタ』所属の三郎とヒール色を濃く、全面に出していた『柏組+MIYAWAKI』との試合である。


デスマッチ後で血は引いたものの、至るところに傷だらけだった三郎に対して、こともあろうか、鉄平が試合中に水と勘違いしたのか、わざとだったかは、忘れてしまったのだが…リングを掃除する際に使うアルコール(業務用:消毒、除菌用)を思いっきりぶち掛けたのだった、、、。


今で言う『バラモン兄弟』の様に、やりたい放題で、軽い気持ちでやったのだが、、、。



悶絶する三郎に対して、ゲラゲラと笑う『元祖バカ兄弟』。



普通に考えたら、アルコールが目に入るだけでも危ないのだが、全身切り傷だらけの三郎にとっては、まさに地獄の状態。



デスマッチで最強アイテムと噂高い『塩』があるのだが、たぶん、アルコールもその破壊力は、退けを取らないとおもわれる。




試合から数年たって、大日本プロレスでデスマッチファイターとして貫禄を出していた三郎が、やはり飲み会の席で


三郎『いやぁ~あのアルコールぶち掛けられた時、本気でこの人あり得ないと思いましたよ~。あの試合で、痛みから死を覚悟してましたからね~。それをリング上からゲラゲラ笑って。殺意を覚えたッスからね~』



そんな三郎にちゃんと謝罪したのは、引退してからだったわ。

ごめんな~サブ!