「〇〇〇〇〇人」 | 個人塾塾長が綴る塾長らしくない日記~徒然なるままに

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なんでもないようなことが幸せな日記

私立入試の過去問演習をしていると、さまざまな問題と出会い、その全てをもちろん解くことになるのだけれど、英語や国語だといわゆる「読解」がある。

高校入試だとそんな読解の内容は似たようなものになるのだけれど、最近の入試の英語と国語で「夜型人間と朝型人間」についての話題が2回もあった。

つまりその話題は今や旬であり、人にはきっとどちらかの性質が備わっているということが科学的にも証明されているのだろう。

何が言いたいのかというと、俺は間違いなく夜型人間であるということだ。

自信を持ってそう主張できる。


とはいえそんな夜型人間であったとしても、仕事上早朝に起きて出勤すべき時だってあるし、いやそれを拒むようでは社会人としては三流であると思う。

もちろん辛いけれどそれでもやるのがフツーとも思う。

しかしちょっとした時間のロス、まあ目覚ましをかけて起きたもののふとしたことで10分遅く起きてしまうなんてことも、皆さんもご経験があろうかと思う。

俺なんかは逆に、起きなければ!という恐怖観念に囚われすぎて、こーいう時は必ず目覚ましの1時間前とかに目が覚めて、

「あと1時間眠れるんだよかった」

とほっとしてまた眠りにつくことがザラである。


そんな今朝は例によって早く目覚めてもう一度寝て、気がついたら目覚ましをいつの間にか止めており、起床予定の30分後にハッとして起きた。

これはやばいヤバすぎる!

絶体絶命とはこのことを言う!!


6:58に出発。

1分でも早く塾に到着したい。

しかしこんな時に限って遅い車が前にいるし、普段青信号が多いはずの交差点が赤である。


7:10に塾に着く。

きっと車が停まっているだろうと思っていたらなかったので、まだ来てないのかなと思いいつもの駐車スペースに近づいていくと・・・

激寒の中生徒が毛布にくるまり立って待っていた。

ああ俺はもうだめだ終わった・・・・・・・・・・・


「本当に申し訳ない」

と心の底から10回は述べたと思う。

いや本当にそーなのだ。

俺は人を待たせると言うことがたいへん嫌で、そしてそのことをこの生徒にも常々言っているので、そんな俺が待たせるなどあってはならない事態である。


早朝の塾内は寒い。

そんな中この生徒は、

「コーヒー飲む?」

と寒い体にありがたきコーヒーを、今冬活躍中のポットでいただく事ができた。

なんて心優しき生徒なんだ、やっぱりこの生徒は大物であるに違いない、こんな生徒が他にいるのか、と心の中で絶賛する。


しかし事態はここから一変する。

俺がちょっと安心したところに喝を入れるがのごとく、

「遅れてきた人が何言ってんの」

「遅れてきた人には言われたくない」

「遅れてきた人とは違いますからー」

という、俺への2人称が「遅れてきた人」になっている笑

2人称はyouだぞ!笑

いや、そんな強く言えませんすみません。


午前中は志望理由書の作成などを主に行い、いろいろな会話をしたのだけれどその内容を思い出せない。

いや、もっと正確に言えば、

「遅れてきた人」と言う主語しか覚えていない笑

おっと一つ思い出した。

「共通テストは時間との戦いだぞ」

「うん」

「時間配分は大切だから気をつけろよ!」

「遅れてきた人から言われてもねー」

っていう笑笑


気を取り直してお昼は吉野家テイクアウトで。

さまざまな思いを胸に、特盛を食べてしまった笑

豚汁は生徒からの差し入れである。

めっちゃ美味しい!





「どうぞ!」

ということで今日も「専属カメラウーマン」からのショット。

「遅れてきた人」という罪悪感を洗い流してくれうる素敵な景色に感銘を受ける!


と、いろいろ書いてきたけれど、眠気が限界に来ている。

中途半端な感じもあるが、いかんせん今週は今日まで忙しかったのもある。

ただ明日は昼から出勤でOKだ。

明日からまた切り替えていきたい。

そして俺は誓う。

「もう遅れて来ない人」になろう笑