犬にマイクロチップをつけよう | アメリカ片田舎の毎日

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皆さんの知っているアメリカとは全く離れたところで生活しています。こんなこともアメリカでは起きるのです。

まずはお詫びです。最近とても忙しくて、皆さんのブログに遊びに行く余裕があまりありません。読み逃げでコメントがかけなかったり、ぺタのお返しが出来なかったりしてごめんなさい。時間があるときにまとめてお邪魔したいのですが、なかなか出来ません。お許しください。


本題に入ります。私の住んでいる町で、最近、ペットの犬猫に強制で去勢と、マイクロチップを入れると言う法律が提案されているらしいです。繁殖用の犬猫は許可書を得て、除外になりますが、普通のペットは去勢らしいです。


まだ提案された時点なので、法律になるかどうかはわかりません。でもすごくいいことだと思います。こちらにはHumane Societyといって、野良猫、犬、飼えなくなった動物を、預かって、次の里親を探すグループがあるのですが、ここにいる動物の半数は、去勢されなかった動物が勝手に産んだ子犬、子猫です。


私の同僚にも、猫を去勢せずに、外飼いしていて、子猫が次々に生まれる人がいます。農家なので、外に猫がいるのはわかるのですが、去勢しないと言うのはわかりません。給料は私より多いので、お金がないわけではないのにね。次々に生まれた子猫を毎回このHumane Societyに連れて行っています。こういう人が多いので、強制去勢が提案されているのです。


マイクロチップは、迷子になった動物の飼い主を探すためです。このHumane Societyには、迷い犬もかなりいます。犬を引き取ると、Societyは新聞に宣伝を載せたりして、飼い主を探すのですが、見つからない犬も沢山います。ということは捨てられたのでしょう。Humane Societyはこのような犬達のためにも新しい飼い主を探すのです。中には小型犬がいたりして、こんな犬を道端に捨てるなんて信じられない、と思ってしまう。このマイクロチップのお陰で元の飼い主を見つけてペットを捨てた人に罰金を負わせることが可になります。捨て犬、捨て猫は禁止されているので、これがかなり防げます。


この町のHumane Societyは 新しい飼い主を探している犬、猫は、殺戮処分にはしない、と言っていますが、どうなのでしょうね。ホームページを見ると、随分長く新しい飼い主を探している犬がいるから、本当なのかも、と思うけど。でもその影で、殺戮されている動物達もかなりいるのだと思います。また、この動物達、圧倒的にオスが多いです。なぜかはわかりませんが、メスはすぐに新しい飼い主が見つかるようです。


うちの子もマイクロチップ入っています。ブリーダーさんが子犬の時に入れてくれました。私達のところにきてから、登録しましたが、これで、全国どこで見つかってもわかります。


最近 Ugly Bettyで再人気の出ているバネッサ・ウィリアムズさんもこのお陰でペットのヨーキーと再会できたらしいです。




五月の最後の週末にヨークシャーテリアのエンゾ君はバネッサさんの、ニューヨークの家から脱走してしまったようです。最初は、有名人のペットとして誘拐されたのかと思われたらしいです。このエンゾ君、7月に、コネチカット州で見つかったらしい。見つけた人が、獣医に連れて行ったところ、マイクロチップのお陰で、行方不明になっていたバネッサさんのペットと判明したのです。トラウマの形跡がないので獣医さんは、多分脱走したのだろうと結論を出したらしいですが、小さなヨーキーがニューヨークから、コネチカットまでいけるかなと思ってしまう。


先日バネッサさんは朝番組に出て、マイクロチップをペットに付ける重要性を強調されていました。このマイクロチップは脱走好きのうちのワンコには欠かせません。(最近は落ち着いてきたので、脱走しなくなりました。ほっ。)


この条例早く可決して欲しいです。そのときにはまたご報告しますね。


それでは今日もまたポチお願いしまーす。中西部の一位転落してしまいました。ミネソタのわしさん がんばっていますねー。最近、皆さんのブログに遊びに行けないから、当然のような気もしますが、応援お願いします。


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