乗鞍岳の富士見岳と剣ヶ峰に登る | 生きているあいだにやりたい100のリスト

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2日目。8時発バスで畳平へ向かう。
15分前にバス停に着いたがすでに行列。
昨日のあの閑散として乗鞍はなんだったんだろう。
ここはマイカー組が多い。たぶん夜中に家を出て早朝駐車場に着いた後仮眠をとって登るパターンなのだろう。
アルピコ交通はその辺を十分わきまえていて、全員乗れるように3台ものバスを手配していた。
なので8時ギリギリでも問題なく全員乗れるのでご心配なく。
いや、これ休日とかならどうなのだろう。平日で3台も出るってことは休日は、、、。もしかしたら希望の時刻に乗れないこともあるのかもしれない。
観光センターから畳平までは1時間ほど。
途中の雲海と紅葉があまりにもきれいでバスの中で歓声があがる。
位ヶ原前からバスを降りて歩く人が何人かいた。たしかにこれは歩いたほうが楽しいかもしれない。
わたしはとりあえず畳平までバスでいく。
 
トイレを済ませ、剣ヶ峰方面に歩き出す。
途中、富士見岳に登る。10分ほど。景色がきれい。だけど、風がものすごく強くて寒い。

富士見岳頂上からは槍も見える。槍はその姿からすぐに見つけられる。

室堂と似ているけれど、乗鞍のほうが控えめなきれいさ。
肩の小屋まではほぼ平坦。
ここから少しずつのぼりが始まるが、最後まで緩やかなので小さな子供でも登れると思う。
ただ砂利道なので滑りやすい。
2000M超までバスで来れるのだから楽々3000M超の山に登れる唯一の山だと思う。室堂より楽ちん。
 
 
天気がよかったので景色もきれいだった。北アルプスのように険しくないので息切れもしないし登山初心者にもおすすめ。
畳平から1時間半程度で剣ヶ峰山頂に着く。あっという間だ。
この時期は紅葉目当ての登山者も多いようで、登山道は人であふれている。中高年の人たちが非常に多い。
室堂の雄山より登山者は多かったように思う。
 
時間がたっぷりあったので、山頂で30分ほどぼーっとする。
少しだけ、北アルプスの山に登りたくなる。そもそも崖登りなんて好きではないし登ってる間も降りてる間も恐怖心で気がおかしくなりそうなのだけど、ああいう山を登ったときの達成感と景色は室堂や乗鞍では感じられない。
 
あと、山小屋。
山小屋が本当にいや。だから山小屋に宿泊しなければならない山は足が遠のく。
日本の山小屋ほど不快な山小屋はないと思う。1枚の布団に2人で寝たり、トイレがものすごく汚れてて臭かったり。。。
そう考えるとネパールの山小屋は快適だ。個室だし、シャワー浴びれるし、トイレは、、、。場所による。ただ、環境へのインパクトを考えると、日本方式のほうが正しいのかもしれない。
まあシャワーたって沸かした湯をたらいに一杯もらえるだけで、それを桶ですくって浴びるのだが、、。とりあえず汗を流せるのはうれしい。
それにネパールは小屋というより民家がゲストハウスをやってるのがほとんどだ。人が生活している中にお邪魔する感じ。
 
ハートの池。
 
雄山に比べるとかなり緩やか。
 
下山後、畳平からバスに乗り、位ヶ原のバス停で降りる。
フリーパスがあるからどこでも乗り降り自由。
位ヶ原から次のバス停まで歩く。紅葉がとてもきれいなのだ。
畳平から歩いてる人たちも結構いた。みな紅葉を楽しみたいのだろう。カメラ組も多数。
 
乗鞍はサイクリストもとても多いようで、特に外国人のサイクリストが目立った。
ものすごい勢いで坂を下るのはさぞかし気持ちいいだろうなと思う。
 
15時過ぎに観光センターに到着。
宿に戻り、温泉につかる。
温泉に入れる幸せをかみしめる。
 
観光センター近くにはいくつか食事処がある。ただ、20時とかには閉まってしまうので早めに行ったほうがベター。
わたしは2日間とも喫茶メープルで食事をした。ここは地元の人のたまりばなのか2日間とも同じ地元人グループが飲んでいた。
味も量も満足。2回目は帰り際にりんごを頂いた。「昨日も来てくれたから~」と。ありがとうございます。
このりんごがとても美味しくてびっくり。長野はりんごの産地。りんごの花が咲くころに一度リンゴ畑を見に行ってみたい。