立山登山にゆく | 生きているあいだにやりたい100のリスト

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東京駅発の夜行バスで富山へ。

3列独立タイプの席だけど全然眠れない。
イビキをかいて寝てる人が心底羨ましい。
 
ほぼ一睡もしないまま早朝暗闇の中富山駅到着。
電鉄富山に移動。
5時にならないと駅も開かないようで平日にも関わらず数名がすでに待機していた。
 
5時過ぎにようやく構内が開きチケット購入。
7時になると室堂までの通しのチケットが購入できるらしい。
とりあえず立山駅までのチケットを買う。1200円。高いなあ。
そうこうしてるうちに団体様一行がいらっしゃり電車は登山者でいっぱいに。
平日はやはり定年退職組が多い。うらやましい。
 
富山駅をでると本当に小さな無人駅ばかりになる。
まんまるお月さまが車窓からみえる。
 
 
山が見える暮らしって本当にすてきだと思う。
 
1時間ほどで立山駅到着。ここからケーブルカーとバスのシート争奪戦が始まる。
兎に角早く並ばないとどんどん後に回される。
立山駅にはマイカー組がすでに大勢待機していた。これ休日だったらどんなだろう。
想像するだけで恐ろしい。
 
バスはどんどん山をあがっていく。
車窓からの景色に息を呑む。
紅葉が美しい。
 
 
 
 
8時半過ぎ室堂到着。ロッカーに不要な荷物を預けて出発。
 
登山開始直後にアクシデント。
前を歩いていた高齢女性が転倒し石畳のゆるやかな階段から転げ落ちた。
頭が切れたみたいで流血。
先を歩いていた息子さんを急いで呼びに行く。
救護所のひとが駆け付けてくれ応急処置。
結局この親子は富山に戻り病院に行くことになった。お、おそろしい。
みんな夜行バスやらできているのでしっかり睡眠が取れてないのだと思う。ほんの小さな段差によろめく人たちが何人かいた。
たとえ初心者向け登山でも普段からしっかり筋力トレーニングをして準備が必要だなと改めて思う。
 
気を引き締めて登山再開。
途中までは石畳のゆるやかな登り。
途中から岩登りが始まる。
大したことはないのだけれど途中で矢印マークを見逃してしまい、登山道を外れてしまった。
おかげで西穂並みの崖登りをする羽目に、、。
崖を直登したおかげか2時間弱で山頂到着。
 
 
 
 
 
山頂には神社があり五百円で祈祷してもらえる。
 
 
この日はちょうどヘリ輸送日でラッキーなことに頂上から荷揚げ作業をみることができた。
 
 
 
祈祷中にガスが、、。
ガスが出てきたので大汝にはいかず、下山。
ケーブルカーやバスに予定どおりの時刻に乗れなかったため、先を急ぐ。
 
下山後に室堂内の立ち蕎麦で腹ごしらえをしてみくりが池温泉へ。
温泉はかなり狭いうえに湯温が高く、のんびりする感じではなかったが、汗が流せてすっきりした。
 
立山は外国人観光客がとても多かった。
雄山に登る外国人は見かけなかったが室堂散策組は非常に多い。
今はどこもかしこも外国人観光客だらけなのだな。
 
紅葉を満喫して富山駅にもどり高速バスで金沢へ向かう。