両親学級に行きました | 7th Heaven - 7歳&3歳の男の子ママ

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旅行大好き家族の日常ブログ

6時間もあるから・・・という理由で夫婦して何となく行くのが億劫だった両親学級。
自分で予約したのに



クラス開始時間の9時半ぴったりに着く予定で家を出たはずなのに、病院の外に着いたのがまさに開始時間で、そこから駐車スペースが見つからずグルグルと探し回り、結局クラスに到着したのが9時45分。しかも、9時半スタートって申し込み時に書かれていたのに9時からだった・・ぽい。


部屋に入ると既に11組のカップルがいて、私達がラストの12組目。皆立って、ちょうどメッシュ素材のリュックに赤ちゃんの人形を入れて、旦那さんが体の前でリュックを抱くように背負い、ゴムベルトで体に固定しているところでした。よく分からないままうちの夫も急いで装着して着席。
このまま2時間クラス受講してました。途中退席してトイレに行った男性、赤ちゃん抱えたままで微笑ましかった


クラスは35年この病院で働いてるベテランナースがパワーポイントを使いながら、陣痛のサイン・病院に電話するべき体調の変化・病院に来るタイミング・出産の流れ・エピデュラル(麻酔)・旦那さんの役割など本当に細かく教えてくれる内容の濃いものでした。長年の経験があるからこそ語れる話も数多く、興味深いものでした。


私の出産予定の病院ではskin to skinをすごく大切にしているようで、出産後まだへその緒が付いた状態でママの体に赤ちゃんが乗るそう。お腹に乗るのか、胸あたりなのかはへその緒の長さによって。届くところに乗せてくれるそう。

ママ達は妊娠してから何ヶ月もの間、色んなことを乗り越えて、一生懸命に赤ちゃんをお腹の中で育ててきたのだから、初めて赤ちゃんを抱くのがママなのは当然のこと。と言っていました。


また分娩方法についても、それが自然分娩、麻酔を使っての分娩、帝王切開、薬を投与しながらの分娩、どれであっても分娩は分娩。帝王切開で出産することになっても決して自分を責めないで、負い目を感じないで、恥ずかしいことではないのだから。どんな方法で赤ちゃんを産むかではなくて、大切なのは安全に赤ちゃんが産まれること。ただそれだけ。分娩の手段が何であってもあなたは立派な母親なのだから。

頭ではわかっていても、こうして言われると気持ちが楽になる。


また、バースプランに関しては、赤ちゃんが安全に生まれるものであれば何をしてもいいとのこと。過去に自分のリビングのフロアランプを持参して、その明かりで出産した人もいたみたい。バースプランを書いた紙を病室のテーブルに置いておけば、シフトチェンジしても必ず全ナースが目を通せるから、みんなであなたの希望する出産を手助けするわ!あなたが主役なんだからできる限り望みを叶えてあげる!と言っていました。

嫌いなスタッフがいたら別のスタッフに言えば担当から外してあげるとも。

なぜなら、あなたが主役だから。

あなたのやりたいようにやるべきよ。


あなたが主役だから!って言葉、この日は何度も聞きました


旦那さんに対しては、奥さんの前で絶対に疲れたと言わない。
大切な人が苦しむ姿を見て、体をさすって、一生懸命やってるつもりでも奥さんに「あんたの背中のさすり方じゃ気持ちくないんだよ。ナースに変わって。」とか言われたりして、旦那さんも精神的にも体力的にも疲れるのは分かるけど、あなたより何倍も大変なのは奥さんなんだから、グッとこらえるのよ!と言ってたな。


あとは赤ちゃん誕生後、家族や友人に報告メールを入れたい気持ちは分かるけど、とりあえずは1時間くらい赤ちゃんと奥さんと、この時にしか味わえない幸せな時間を楽しんで。両親や義両親への報告が1時間後だっていいんだから。メールを送って、電話がかかってきたりなんてしたら、あなたも奥さんも赤ちゃんもゆっくりできないわ。携帯は写真を取るだけにして、新しい家族の時間を満喫しましょうね。


このナースの言うことは1つ1つに意味があって、うんうんと納得するものばかり。


6時間、色んな話を聞いた後、来る時は億劫だったのに、今日は来て良かった!と私自身の気持ちも変わっていました。


明日は赤ちゃんのお世話の仕方を学ぶクラス。
平日だから夜に2時間のクラスを受けてきます