新感線、何度目でしょうか?

4?5回目?そんな感じです笑。


劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎・壊(PUNK)「蜉蝣峠」


作:宮藤官九郎

演出:いのうえひでのり

出演:古田新太、堤真一、高岡早紀、勝地涼、木村了、梶原 善、

    粟根まこと、高田聖子、橋本じゅん 、右近健一、逆木圭一郎、

    河野まさと、村木よし子、インディ高橋、山本カナコ、礒野慎吾、

    吉田メタル、中谷さとみ、保坂エマ、村木仁、少路勇介、 川原正嗣、前田悟 他


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この日、本当に体調悪くって、

薬飲んでたんで、眠くってねぇ~。

ストーリーもちゃんと予習していったのですが、

眠気に負けそうになったり・・・汗。

ついでに、観劇から日数がかなり経っておりまして・・・

ディティールは、曖昧でございますm(_ _)m



クドカン脚本らしい、

客演も含めて、それぞれの個性を充分に生かしたお芝居でした。


新感線ではないけど、古田新太&いのうえの『リチャードⅢ世』

いのうえ歌舞伎シリーズの 號『IZO』 の2作で、

イマイチ「新感線」らしさや、

彼らがその演目をやる意義みたいなものを見出せずにいましたが、

今作は、らしかったのではないでしょうか。


細かいところを言えば、

コント的要素の場面やアドリブが長すぎて、間延び?と感じたり、

メインストーリーは良く出来てるのに、

最初から最後まで、流れるように繋がらない気持ち悪さだったりを

感じるわけですが、

それも含めて、「新感線」なのだろうと思いました。


やはりクドカンのホンは、さすがに良く出来た展開でした。

面白さもあり、せつなさもあり、

悪人が、そうなった過程にちゃんと意味がある。

ただなんとなく、悪人になる人はいないし、

そうなるに至るストーリーも、ある程度説得力があるわけです。

8割笑い、2割せつなさ的加減が、

日本人のメンタリティーに合ってるんでしょうね。

ワタシもそういうの、大スキです。



出演者の方々チェック。


堤さんは、鶏になっちゃったり、

色っぽさ全開だったり。

足の美しさにうっとり笑。

古田さんとの殺陣のシーンは、カッコ良かった。


勝地君、はっちゃけてましたねぇ~笑。

『犬顔家の・・・』 時は、頑張ってる感は伝わるんだけど、

しっくりしてない感じもなんとなーくあったのですが、

今回は、最初からすっ飛ばしつつも、

ちゃんと笑いも取れてるし、お芝居もお上手だし、

何より、本人がすごく楽しんでる感じが伝わり、

とても良かったです。


梶原さん、たぶん新感線で拝見したのは、初めて。

でも、新感線に客演する事、多いんですよねぇ。

すごくしっくり来てました。

ますますスキになりました。笑


古田さん、やはり『リチャード・・・』よりも

やっぱり断然こっちのほうが合ってる。

笑わせるべき所も、残忍な所も、シリアスなお芝居も、

すべてこちらのほうがしっくり来る。

こういう古田さんのほうが、わたしはスキです。


新感線初参加の木村了クン。

ドラマのお芝居とかもお上手だし、

女役やっても、全然違和感ナシ。

が、これだけの強烈キャラに囲まれると、

出演シーンが多いわけでもないし、やや印象薄いかな。




さてさて、こうやって振り返りつつも、

12,000円払って、こういうお芝居は、もういいかな?

という気もしてきた。

ぶっちゃけ、今回は12,000円分の価値はないと感じたし・・・。


殺陣の場面は確かに見せ場だし、お上手だけど、

ここ数年は、殺陣を使うものが続いている。


エンターテイメントとしては楽しいけれど、

新感線だからこそできる、もっと違ったアプローチ、

というお芝居を見てみたい。


と、ますますワガママになるのでした。