現在セリエＡで1位を快走しているインテルの連勝記録が止まった。
ウディネーゼと１－１。
インテルは後半開始早々に先制されたが、後半22分にエースストライカーのクレスポの一撃で同点。連勝記録のため猛攻をかけたが相手の固い守備を崩すことはできなかった。
インテルの連勝記録は途絶えたが、無敗記録は残っているらしい。
アドリアーノ
国籍：ブラジル
ポジション：FW
FWとしての能力に疑いの余地は無いが、メンタル面に課題を抱える｢新たなる怪物｣。特にパワーは世界最高峰で相手から恐れられる。
しかし、上記の通りメンタル面に課題があり、あまりの不調のためにシーズン途中にブラジルに帰らされるなど怪物ぶりを別のところで発揮している。W杯ではカルテットマジコと呼ばれるブラジル4人衆の1人として注目されたが、マジコはACミランのカカだけ。活躍には至らなかった。現在インテルでプレーしているが、クレスポやイブラヒモビッチといった優秀なFWが多いインテルにあって、サブが多い。
復活が期待される。
エルナン・クレスポ
国籍：アルゼンチン
ポジション：FW
クレスポのキャリアは決して楽な輝かしいものから始まったわけではない。少年時代はフランチェスコリに憧れてプレーしていたが、コーチはクレスポの才能に気付くことなく下部組織でのプレーが続く。
そして、リーベルプレートの監督にダニエル・パサレラが就任。その頃からはトップチームでプレーしたが、ピッチよりもベンチにいる方が長かった。1996年のオリンピックで活躍しイタリアのパルマへ移籍したが苦戦。たとえ厳しい状況に置かれてもクレスポは努力を続けた。
チームメイトには｢あんな努力する人は見たことが無い｣と言わせるほどの努力の末、チームにタイトルをもたらし得点王になった。さらには母国の英雄といわれるガブリエル・バティストゥータを退けてアルゼンチンのエースにまで成長。パルマをはじめ、ラツィオ、インテルとイタリアで活躍し、イングランドのチェルシーへ移籍したが本来の実力を発揮できずミランでイタリア復帰。現在は完全移籍ではないものの、インテルで活躍中。イブラヒモビッチとのコンビでインテルをスクデット獲得へと導いている。
アルバロ・アレハンドロ・レコバ・リベロ
Alvaro Alejandro Recoba Rivero
国籍：ウルグアイ
ポジション：ＦＷ・ＭＦ
世界でも数少ない｢真のファンタジスタ｣と呼ばれる選手の1人。南米選手特有のテクニックを持ち、最大の武器は魔法の左足から放たれる精度抜群のＦＫ。怪我が多く、試合出場が少ないのが残念だが、試合に出れば何かを起こしてくれる。
ちなみに、ニックネームは”チーノ”（中国人の意）。これは顔立ちが中国人に似ているからという理由でつけられている。本人はあまり気に入ってないらしい。
ミランのＦ・インザーギとフルハムにレンタル移籍中のモンテッラのトレードの話が出た。ミランには冬の移籍マーケットでロナウドが来た。ＦＷの争いは厳しくなったが、ローマに行けばインザーギは出場機会を今よりも得ることができるだろう。
モンテッラに関しては現状は変わらないか。ローマで出場機会に恵まれずにレンタル移籍中。ミランではさらに厳しくなるとの考えも。
ローマは現在、アンタッチャブルな存在となっているトッティの１ＴＯＰシステムを採用し、それが見事に成功している。トッティを下げることも可能だがトッティが持つ高い得点能力が生かされなくなることも。と、なればトッティとインザーギの共存は厳しいか。
ミラン所属のブラジル代表ＭＦカカとバルセロナ所属のブラジル代表ＭＦロナウジーニョのトレード説が浮上した。ミラン会長はロナウジーニョのためならクラブのスターであるカカを放出する覚悟もあるようで、さらにはブッフォンやカンナヴァロといったＷ杯優勝メンバーも獲得してしまおうと考えている模様。
ミランはレアル・マドリーからロナウドを獲得して間もないが、
カカ・ロナウド・ロナウジーニョの3選手を揃えるのは経済的に考えて無理な話。というわけで、カカとのトレードに踏み切ったと考えられる。
ロナウジーニョはミランにとってよっぽど欲しい選手なのだろう。
もし、このトレードが成立した場合、バルセロナのライバルであるレアル・マドリーには大打撃か。なんせ、レアル会長はカカ獲得を公約に挙げていたからだ。しかも、ロナウジーニョはＷ杯を境に、調子が悪い。今が旬のカカがバルセロナにフィットすればレアルは当然、他のクラブにとっても脅威だろう。
今後の動向に注目
2006年のＷ杯をもって現役生活を終えた元フランス代表ジデディーヌ・ジダンが福祉活動の一環でピッチへ戻ることになった。
ジダンは東南アジアでエイズに苦しむ患者への援助を込めたエキシビションマッチに出場予定。
まだまだ現役でやりたいのかね。
ユベントスが今季終了後に移籍金ゼロで獲得でき、欧州中が注目を集めている選手クラウディオ・ピサーロ選手にユベントスが3年契約のオファー。
トレゼゲが万が一移籍した場合も考えて是非取っておきたいだろう。
ブレーメンのクローゼの獲得を考えているという情報もあったが・・・。
セリエBのユベントスはアヤックス所属のズデネク・グリゲラを獲得したと発表。元チェコ代表のネドヴェドの後押しもあっての獲得となった模様。
現在セリエBだが、今の調子で行けばA復帰は濃厚。Aでの戦いに備えての補強かと思われる。ユベントスの主力選手である、ブッフォン、カモラネージ、トレゼゲはA復帰後優勝争いに加われる戦力の獲得を求めていた。
この調子でユベントスは補強を続けると思われる。ビッグネームのユベントス移籍はあるのか。
←ズデネク・グリゲラ
マルディーニ：「ロナウド抜きでもＣＬを制覇した」
セルティック戦の０－０という結果は、ミランにとって決して喜ばしい結果ではなかった。ミラノに戻ってきたチームのキャプテン、パオロ・マルディーニが試合を振り返った。「０－０は最悪の結果？そうだね。だが、ゲーム内容がせめてもの慰めだ。セルティックはいいチームだが苦戦した時間帯はほとんどなかったし、いい試合をしていた。第2戦では数人の選手が戦列に戻ってくるはずだ。チャンスを作り、ゴールを狙ったんだけどね、、、。うまくいく時もあれば、いかない時もある。」
さらに、CLにロナウドが出れないことについて
「我々は彼がミランの選手でない時にＣＬを制覇した。彼はとても偉大な選手だし、それは周知の通りだ。出場可能ならばそれに越したことは無いが、獲得を決めた際に彼がＣＬに出られないことは分かっていた。」