今春からトロッコわたらせ渓谷号の運転開始が例年の4月上旬ではなく、3月下旬スタートとなり一番早い運転日が3月22日となったので管理人はある企みが脳裏に浮かんだ。「3月22日ならば赤城山冠雪俯瞰イケるんじゃね?」という不純な動機(?)により管理人は休日おでかけパスを握り締めて京浜東北線と宇都宮線を乗り継いで一路桐生へ。

 シーズン開幕とはいえ、まだ桜や緑が芽吹くにも早すぎるので相老からの東武鉄道乗り継ぎ客もパラパラといった感じ。当然、大間々駅での気動車増結もなく単行のままで列車は間藤を目指す。両毛線に乗っている途中で冠雪バリバリの赤城山が見え笑いが止まらなくなり、大間々駅で赤い物体がエンジンを掛けて待機中なのを見て思わず拳を握りしめて心の中で雄叫びを上げる。(笑)国鉄色1678号機と山がバッチリ見えており役者は揃ったのであとは俯瞰ポイントへ行くだけ。管理人は小中駅で下車して道路をしばらくテクテク歩いてから林道へ突入。1時間程歩いて林道の取り付き部から撮影ポイントへ直登するが、ここ3年ほど来ていなかったので樹木は成長して獣道程度の斜面へ登る道は荒れ放題。鹿の白骨死体まで転がっていて中々のもんでしたが、幸いにも熊や猿には遭遇せず管理人は無事に撮影ポイントへ到達。管理人の懸念通り、以前よりも樹木が成長しており、赤城山と渡瀬川を入れた雄大な50mmアングルは当然無理で、若干画角が狭くなるものの85mmで撮影して枝をかわす作戦にした。ガスった青空でもクッキリ山を入れたかったので50mm用のPLフィルターは持ってきたが85mmで撮るつもりではなかったので持ってこなかったのが痛い。作戦が変わってしまい機材変更を余儀なくされてしまうのも鉄道撮影の醍醐味ですな。

今月は計器室内仕事で運動不足のため息が上がる(笑)

 

 登山で息の上がった体を深呼吸で整えつつ待っていると、中野駅の方向からDE10のホイッスルが一発鳴りカメラを構える。ここ最近で一番冠雪している赤城山・赤いDE10の豪華並びに興奮しながらシャッターを切る。遥か眼下をゆっくりと走行するトロッコ列車をしばし眺める。最高の気分でした。撮影後、また獣道へ降りるのに滑って滑落しないよう細心の注意を払い、何とか林道の取り付き部へ降りてきた管理人は「来年にはもう撮影できないなあ」と思いつつ、雪の被った赤城山を最後に眺めて林道を下ることにした。折り返しの復路はバテバテで荒神山俯瞰調査でも行くどころではなく、大人しく本宿の間藤側S字を撮影することに。普段は樹木の影でダメなのだが、まだ葉っぱが芽吹く前なので機関車に光線当たるんじゃないかと思い撮影。地道なバリエーション写真が勝利への近道です。

昼から夕方まで乗降客管理人だけでした

 帰りは両毛線に乗り換えクハ210-3006に陣取るが終始ガラガラ。赤城山を見ると日中の20℃越えの天気ですっかり山頂の雪が溶けてしまっていた。まさに今日だけのチャンスでした。宇都宮線に乗り換えるとなんと古河駅で飛び込みジハードが発生との事でいつも乗る熱海行の前に東京へ行かない上野東京ライン上野行(!)と時刻が表示されていない湘南新宿ライン大船行を見送るがグリーン車も乗客でパンパン。いつも乗る列車は小金井始発でガラガラなのでよく利用するのだが、管理人の乗った列車も車掌放送で行き先変わるかもと流していた。先行列車がいてトロトロ徐行していたが、しばらくしてこの列車から東海道本線へ直通運転再開しますの放送が流れると、途中の蓮田で退避していた大船行からの乗客が大勢乗り換えてきて大混雑に。管理人は川崎で下車して3号車に飛び乗る作戦で無事に横浜駅に到着。(小山から横浜までSuicaグリーン券を買うとギリギリ101km以上となり料金が1550円に上がる)なんだかんだで途中から定時に戻したが疲れたー。とりあえずシーズン開幕戦は無事に撮影できたのでホッとした管理人なのであった。