【心に寄り添う物語】
『元気のない神様とルンルンルン』⑦
ピチチチチ ピチチチチ
微かに、鳥さんの鳴く声が、
聞こえてきました。
窓からさし込む太陽のキラキラとした光に
誘われて、
そらくんが目をあけると、
そこは、ベッドの上です。
「あらら?」
慌てて、辺りを見渡しますが、
もう、 おじいさんは、どこにもいません。
そらくんの体は、
まるで、翼が生えたかのように軽やかで、
気持ちも ルン ルン はずみます。
そらくんは、
ワクワクする気持ちを抑えきれず、
公園へ駆け出しました。
続く
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ここまでご一読くださり、誠にありがとうございます。
同じ空のもとより
貴方様のご多幸を心から願っております
すてきな「ありがとう」に巡りあえますように
美喜