【心に寄り添う物語】
『元気のない神様とルンルンルン』①
澄みわたった青空の日、
そらくんが公園に着くと、
鬼ごっこをする賑やかな声が聞こえてきます。
みんなと遊んでみたいそらくん。
でも、自分からは、
みんなに声を掛けることが怖くて、
できません。
今日も、大好きなお母さんのそばで一人、
お砂場遊びを始めました。
「どうして、みんなの中に入れないのかな。
本当は、僕も、みんなと仲良く遊びたいのに。」
「誰か、僕に気が付いて。」
そらくんは、何度も心の中で叫びましたが、
その声は、誰にも届きませんでした。
続く
_________________________
ここまでご一読くださり、誠にありがとうございます。
同じ空のもとより
貴方様のご多幸を心から願っております
すてきな「ありがとう」に巡りあえますように
美喜