一方、弁護側は「検察側は死刑を求刑する」としたうえで、「前提として死刑を選択してよいと思うか、青葉被告に死刑を科すことが残虐な刑罰に当たらないかよく考えてほしい」などと主張。裁判員らに対し、死刑を選択するべきか考える時が来るので、覚悟して考えてほしいなどと訴えかけました。
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現行法では死刑が容認されているのですから、類例なき大量殺人を犯した青葉被告には死刑判決が下るでしょう。
今ここで死刑廃止論を唱えるのは論点のすり替えです。ルールがあって、そのルールに従って法が執行されようとするときに、ルールの是非について論じるのはばかげたことであり、論点のすり替えです。
例えばプロ野球で岡田監督は「CS不要論」者です。だからと言って「俺たちはペナントで1位になったんだ。CSに出る必要なんかない」と言ってCSをボイコットしていたらどうなるでしょうか。
そういうのは日本シリーズも終わってことが収まったのちにすべきものなのです。ルールがある以上それに従わなくてはならないのです。
ということですが、正直なところ青葉被告の弁護団としては論点をすり替えをすることでしか弁護することはできないのでしょう。それほど罪状は決定的なものであり、公判前に判決は決まっていたようなものだからです。