ガザにおける子供たちを含め多くの人の悲劇を見るにつけ、エホバの証人の信条をまともに信じていたことはずいぶん恐ろしいことを望んでいたとつくづく思いますね。
ガザにおける一般市民の死者は1万人を超え、そのかなりの比率を占めているのが子供たちです。
ガザを攻撃するイスラエルの言い分がエホバの証人に通じるところがあるのです。
「テロリストハマスを根絶やしにするのが目的だ」
「サタンの支配下にいるあらゆる邪悪なものが滅んでほしい。」
「ハマスはテロリストだ。」
「背教者はテロリストで、マフィアで、麻薬の売人だ。」(統治体成員スティーブンレット)
「ガザ市民には南に行けと言っている。それに聞き従うものが救われる。聞かないものが悪い。」
「聖書を学んで救いの道を歩めと言っている。それに聞き従うものだけが救われる。私たちの音信は救いの音信でもあるが滅びの音信でもある。」
「子供でも将来ハマスのメンバーになる」
「生まれたばかりの赤ちゃんに対する正しい認識は「かわいいわね、神の敵だけど」」(レット)まさにユダヤ教的です。
イスラエルはユダヤ教
エホバの証人はユダヤ教の異端
旧約聖書では確かにイスラエルは他民族を女子供に至るまでせん滅しました。「それを哀れんではならない。」とまで言われたのです。今のイスラエルはまさにそうです。ガザ市民の女子供を哀れんでいません。
しかしキリストの犠牲の死で全人類は救われたのですから、旧約聖書時代の神の裁きの概念をそのまま最後の審判に持ち込んではならないはずです。エホバの証人のハルマゲドンの考えはキリストの犠牲をの価値を正しく評価していないことになるのです。たとえ最後の審判が来たとしてもキリストの犠牲ゆえに他宗教でも多くの善なる人は救われるはずです。
ハルマゲドンでの滅びを願うのはガザ市民の滅びを願うのと同じ。エホバの証人はユダヤ教的です。
こういう思想を幼いころから、激しい体罰とともに教え込まれた子どもたちがまともに育つのは本当に強い心を持っていることもまたそうなのです。
そしてイスラエル人でもガザの惨状に「CEASE FIRE」(戦争をやめろ)デモに参加する人がいるように、エホバの証人でも2世に心を砕く人もいます。それが心の中に書かれた律法、つまり良心の働きによるものでパウロはそれを肯定しました。
親からバランスの取れた見方を教えられているそういう子供もいますが、統治体崇拝を教えられている子供は違うでしょう。乳井健司は後者ですかね。統治体の悪に気づかず、その指針に従おうとしているのですからね。イスラエルの総司令官のような存在です。
恐ろしいことを望んでいました。他宗教のすべての人に申し訳なく思います。懺悔します。
エホバの証人を辞めてよかったことの一つは、そういうサイコパス養成教育から解放され、周囲の人たちの幸福を願うようになったことですね。楽になりました、本当に。
創造者に感謝です。人間という被造物は素晴らしい。