丸山氏は「ジャニーズ問題いろいろあるんだけど、一つ俺が全く問題にされてないことで問題だと思ってるのは、NHKも全部、『ジャニー喜多川氏の性加害問題』って言うでしょ。あれなんで『氏』つけるの?」とズバリ。「もういらんと思う。『氏』っていうのはさ、俺とか橋下ちゃんとか、事件起こしたらすぐ『氏』なんて飛ばされるよ」とMCの橋下徹氏の顔を見ながら苦笑した。
橋下氏は「まあでも容疑で、逮捕されたかされてないかで変わってくるんで」と指摘したが、丸山氏は「死んじゃってるしね。でも、これだけ多くの被害を与えて、ほぼ明らかになってるじゃない。被害者が発言してるでしょ。あれ『氏』とつけるとさ、なんか変な忖度してるみたいでさ」と一歩も引かず。
さらに「別扱いしてるような感じする。まだ報道する側も影響受けてんのかな?っていうね。あれを『ジャニー喜多川による』って言い出したらそれで慣れちゃうと思うんだよ。でもいまだに全報道が『ジャニー喜多川氏による』って言ってる」と首をかしげていた。
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丸山弁護士の言うことは全くその通り。何にメディアはいまだに旧ジャニーズ事務所への忖度ゆえに性犯罪と性加害と表現しその犯罪のおぞましさの印象を和らげようとしています。
これは中学校や高校内の傷害や傷害致死、あるいは暴行事件を「いじめ」という表現を使うのと同じですね。
もはや逮捕できない故人ですので、「逮捕されないから」という橋下の言い分は根底から崩れます。善人だと思われた人間が死後に凶悪事件が発覚した場合「氏」をつけるでしょうかね。
丸山弁護士はもっと声を大きく、いつでもどこでも発信してほしいですね。