大ヒット曲「まちぶせ」をうたった石川ひとみ。もう64歳だというのに若いころの声と変わらない甘い声でした。そして天城越えを歌った石川さゆりは65歳。こちらはもう押しも押されぬ大演歌歌手ですが若い時の通る声も変わりません。
改めて「歌手」なんだなあと思いますし、歌手であるがゆえにダンスでごまかす必要もないのです。ルックスでごまかす必要もありません。まあ両石川はルックスもいいですけどね。かつては「もうこの歌はこの歌手の歌声でなければならない」と思わせるのもソロで歌っていたからでしょう。そしてメロディーも歌詞も印象深いです。作詞作曲はユーミンです。さすがですね。
一方48系、46系そしてジャニーズは所詮は合唱で、別に乃木坂でなくてもAKBでなくてもいいのです。AKBが乃木坂の歌を歌ってもそん色はないですね。っていうか女子高校生が46人集まってもさして変わらないのです。歌詞もメロディーも名曲とは言えず、それをダンスとルックスでごまかしています。乃木坂などはキレイどころを40人そろえて躍らせていれば、ヒットするという安易な作品づくりであることは明確です。
うたコンでは石川ひとみとバックダンサーとして乃木坂が起用されましたが、まあそれが乃木坂が似合うポジションでしょう。スクールメイツよりも高級なバックダンサーグループという位置づけです。
およそ歌番組に登場するにはあまりにもレベルの低い楽曲を歌わされているのは、ジャニーズでも同じことです。