大阪での野外コンサートでDJ SODAが体を触られたことで、三人の若者がつるし上げられています。
SODAは「衣装と犯罪とは無関係だ」と言っていますが、それは全くその通りです。ただこの事件というか事故が起きた第一原因はSODAが観客の手に触れるところまで出向いたことです。
もしSODAがステージにいて、観客が柵を乗り越えて、十数メール走って体に触れようとしたのであれば問題です。
本来有名人が近くにいると、それに触れようとするファンが取り囲みますが、それを防ぐために警備員が周囲に配置されています。
しかしSODAの場合は何の警備もなく自ら観客席まで出向いています。さらに映像を見ましたが、正直言って悪質には見えませんでした。SODAの腕をつかんだと言っても、有名人に対してそのような行為はよく見られます。
ブラタモリで、タモリが梅田をブラっているときに男性がタモリの腕に触れていました。鶴瓶がよく言いますが、大阪を歩いていると見も知らぬおばちゃんが肩を叩いてくるそうです。
大阪という土地柄もあるのかもしれません。
広末涼子が初めて早稲田大に登校したときに、周囲を取り囲んだ男子学生が広末を触りまくって、早稲田の学長が「本学学生にあるまじき行為」と強く叱責しました。あれなんかは非常に悪質ですが、SODAの場合はそうではありませんでした。そもそもSODAがそれを問題視するなら少しでも触られたら柵から離れるべきですが、しばらく観客と盛り上がっていたので、SODAに触った三人はSODAがそれほど嫌がっているとは思わなかったのではないでしょうか。
問題を大げさにしている気がします。
三人は反省していますので、書類送検された後、不起訴になる可能性が高いと思います。
しかもSODA自身が観客のテンションを挙げていましたので、観客も冷静さを失う要因を作り上げていました。