関西の人なら一度は見たことがあるであろう、夕方の情報番組tenの番組終了間際に放送される「めばえ」。
毎日「生まれたばかりの赤ちゃん」のあどけなさを放送しています。両親そして時には兄姉が赤ちゃんをいとおしく思う様子が描かれています。このシーンを見て「神の敵だけど」という人間がいたとしたら、その人間性が問われるのは言うまでもありません。まして、それがその宗教の指導者が言うのであれば、その宗教に魅力があるでしょうか。サイコパス資質を持つ指導者なのですから。
スティーブンレットの考え方は旧新約聖書を通じて非聖書的な考え方です。たとえばレットが使っている新世界訳聖書の詩編127:3ではこうあります。
「子供はエホバからの財産、子は神からの贈り物。」
この言葉はまだキリストの贖いが適用される前であっても、神が子供を敵とみなしてはいないことを示しています。ましてやキリストの時代になってキリストの贖いが適用された以上、赤ちゃんは神の敵ではないのです。
もし生まれたばかりの赤ちゃんを「神の敵」とみなす考えが普及すると、子供を設けたいと思う親が少なくなることでしょう。子供を厄介者とみなすからです。実際そういう考えがあったからこそエホバの証人夫婦の中には子供を設けない決定をした場合もあるのです。
その結果どうなりましたか?
エホバの証人という宗教組織が、驚くほど高齢者ばかりになり、活気を失ってきました。レットは一般の人がエホバの証人に対して嫌悪感を持つように仕向け、布教活動に妨げになるようなことを言いました。さらに組織内においては将来的発展の芽をつぶすようなことも言っているのです。
組織を内部から崩壊させる背教者の特徴を持っていると言っていいでしょう。