東京28区の出馬をめぐって公明党が態度を硬化させ、信頼関係が地に落ちたとまで言われる始末です。
まあ自公連立を維持するつもりなら、自民党が折れるでしょうね。公明党にしてみれば大阪、兵庫での選挙区では維新の勢いから見て半数以上失う可能性が強く、そうなるとせめて1議席を東京で回復したいという死活問題なのに、そういう公明党のお家事情を袖に振るような自民党に対しては怒り心頭でしょう。
ただ公明票を失うと東京選挙区の自民党議員の落選がささやかれる以上、自民党としても死活問題です。旧統一教会も含め創価学会の宗教票を前回ほど集められないとなると自民党議員にしてみれば気が気でないでしょう。
ただ改憲に慎重な公明党をこの際見限り、改憲派の維新と国民と手を組む方が良いと判断する可能性もあるでしょうね。
そこで自民党は公明党が改憲に積極的になるという条件を付けて折れる可能性が高いのではないかと。
公明党を見限れば、消費税の軽減税率を廃止し、一律10%にしやすくなるでしょう。
ただ維新と手を組むと「身を切る改革」に同意しない役得目当ての自民党議員は反対するでしょうけど。