ものみの塔日本支部が信者向けに「組織に不満を持つ元関係者」という言葉を使った理由を深読みする② | エホバの廃証人:ユダヤ教の異端・ものみの塔鬼畜統治体&嘘つき腐臭幹部日本支部関連+諸事イッチョカミ

エホバの廃証人:ユダヤ教の異端・ものみの塔鬼畜統治体&嘘つき腐臭幹部日本支部関連+諸事イッチョカミ

「無価値な目撃証人」とは箴言19:28(新世界訳)で「どうしようもない証人」と訳されているWorthless Witnessの字義訳です。
ものみの塔日本支部広報の体罰に関する回答は彼らがそういうものであることを自ら示しました。
主にものみの塔関連ですが、そのほかいろいろ。

 

 

ものみの塔広報の回答が信者向けになされているという要素は決して忘れてはなりません。実はこの記事を書くのはかなりためらいもあったのですが、あくまでも客観的な分析としてとらえていただければと思います。別に誹謗中傷するつもりなどなく、分析に基づいた感想です。また自分たちの言い分の拡散を希望した以上、それに対する批判は生じるでしょう。拡散希望はかなり慎重でなければなりません。かなり昔ですが、元HLC委員は自分勝手な思い込みで大拡散を希望する記事を書きましたが、それを拡散した人たちはメッセージが停止させられたことがあります。拡散希望はそれだけの重みがあるのです。ですから一言触れておきたいと思いました。

 

ものみの塔広報の組織に不満を持つ元関係者のコメントのみに基づいて歪んだ報告や誤まった結論が出されていることに私どもは心を痛めています。」という言葉は、信者並びにものみの塔についてあまり詳しく知らない人たちにとっては、かなり信ぴょう性を持つものとなり得るのは、SNSで展開されるものみの塔批判の中には、強烈な私怨に基づくものが多いからです。

 

そもそも「組織に不満を持つ」理由が、例えば組織内の特権的立場を追われた故のものであるとするならば、もし今その立場にいるならば不満を持たないということになります。長老の立場を追われた人が「実は長老を続けたかった」というのであるならば、組織の教理や教義に対する疑問から出たものではないことになります。

 

そして組織のこのようなコメントが現役信者に説得力があるのは、例えば全国の会衆に自分たちの正当性を訴える手紙を送りつけることで、それを読んだ現役信者が、ことの発端を考えると、既婚長老が独身女性信者と親密なメールをかわしたことが原因で、その処置への不満から訴訟という手段に訴えたのだということを理解すれば、秩序を乱すものとみられるのが普通です。

 

つまりそういった手紙攻勢自体が、ものみの塔広報の言葉を現役信者が受け入れる理由になるのです。


また相手の許可と了承を得ないで、相手が私人であるにもかかわらず、実名こそ明かさないものの相手との通話を録音し、また許可と了承も得ないのに公開し、しかも誹謗の言葉を添えて拡散させようとする行為、そしてその中で訴訟をうかがわせる恫喝行為を行うのであれば、やはり組織の言い分を現役信者が信じる根拠になるかと思います。また途中から自己紹介もしないで殴り込みのような形で友人が参加し相手を恫喝しました。

 

このやり方はいささか道義的に問題がありますね。タイマンでけんかして目の前にいる相手と対峙していたら、いきなり背後から別の人間に羽交い絞めにされるようなものですからね。それで勢いづいた目の前の相手に滅多打ちされ、それを録画もしくは録音されて拡散されるようなものですので。まあこういうたとえを使ってもまた何か理屈をつけてご自身を正当化するでしょうが。

 

自分の言いたいことだけを一方的にまくしたてるその口調は、それこそ旧NHK党や共産党や立憲民主党やれいわ新選組議員の国会でのヤジのようなものでして、私はこの人物と直接会うことを拒否したのはやはり正解だったようです。

 

ただ無通知での発表はジェフリージャクソンの豪州王立委員会での証言から見れば明らかに間違っているので、私ならそれを使いますね。何しろ統治体成員の言葉ですからね。彼ははっきりと「私たちは警察のような真似をしない。」といったのですから。

 

とはいえ「エホバの証人でなくなった」というのは、組織内ではエホバの証人であることが無効になったわけですので、彼らの希望する「バプテスマ無効」処置をしたということになります。質問内容が「排斥か、断絶か、バプテスマ無効か」の三択にしていますが、排斥も断絶も無効になるのですからその三択は論理が崩れています。ですから、その発表で激怒するのは筋違いになるでしょうし、それで誹謗するのは「だったらどうしてほしいんだ?」ということになります。

 

ですから争点はそれで完全忌避対象になることへの反論にすべきでしょう。勿論彼らはその部分も含めて反論していますが、どうも争点が「エホバの証人でなくなった」という部分がクローズアップされているようでそれだと相手の言い分が通るでしょう。

 

ガーシーの行なった行為に対しては世間の非難は集中する一方で28万票もの支持を集めたのですから確かに一定数の応援をする人たちがいるのは事実ですが、そこに現代日本の病理のようなものを感じます。

 

ただここで考慮すべきなのはほとんどのエホバの証人は、自分が受けた理不尽な扱いでも信仰を持って耐えているわけですし、そのような信仰を小ばかにする1世2世も散見するとは言うものの、現役の信者の組織依存を高める結果になるとすれば残念なことです。

 

手紙攻勢に関しては、郵便料金もばかにならず、金銭的支援をする人もいることでしょうが、おそらくほとんどは最初読んだだけであとは広告ダイレクトメールのように、封も切られずにごみ箱直行ではないかと思われます。

 

まあそれでもそれをすることが生きがいなようですので、私は止める気はないのですが、内部信者の組織依存を強化するだけだろうなという気にはなっています。