今日は父親が亡くなる話でした。亡くなる直前に舞に向かって語る父の姿を感動的に描こうとするのでしょうが、とにかく高橋と永作の関西弁がものすごく不自然なのでそちらへの思いがあるので父親が亡くなってもいまいちなのです。
特に永作は酷くて、今日も娘に「まだ起きてたん?」とか「(電話に)出えへんねん」の部分はシナリオとしては大阪弁ですが、大阪人が1000人おってもそんなアクセントはしないだろうというものでした。なぜ演出家や方言指導係はこれでGoを出したのでしょうか。演出家がだれなのかオープニングでは名前が出ません。無責任ですね。こんなのでGoを出した演出家もどうせ関東人なのでしょうね。「みかづき」では良かっただけにです。どうしてNHK大阪放送局の制作なのに主要キャストを大阪出身者で固めないのでしょうか。NHK大阪放送局自体の問題です。
これは彼らを主要キャストに抜擢したプロデューサーに全責任があります。「芋たこなんきん」でこの二人が夫婦をしていたら果たしてあそこまで良作になれたかどうかわかりません。また方言指導係が怠慢をかましています。おそらく俳優に対して遠慮があるのでしょう。でもそれで作品が台無しになるのであるならば職務を全うしているとは言えないでしょう。
名曲を演奏の下手なプレイヤーが演奏すると聞くに耐えなくなります。ましてや脚本が決して名作とも思えないのですからなおさらです。従業員の田中という若い女性。無給で働く社長の娘に嫌味を言うなんてありえない脚本です。