正直なところ子役のキンキン声が耳に付きました。高音で叫ぶのでうるさいという感じですね。
脚本としては、獅子舞をすることの意味と意義を子供視点でとらえていて興味深かったのですけど。
あとこの演出は「あ~あ、大河だなあ」と思ったのは、江戸へ連れて行ってもらえることを聞いた栄一の爆発的な歓喜の表現です。村中駆け回ることなどあるでしょうか。
とにかく大河は喜怒哀楽の表現が大げさすぎるのです。それが熱演だと思い込んでいる大河の演出家たちの何とかの一つ覚えは何とかならないものでしょうか。
とはいっても、時間が短く感じるテンポでした。この感覚はあの評判の悪い「花燃ゆ」の序盤と似ています。
「花燃ゆ」は松下村塾に若者が集結し意気盛んになるところまでが面白かったのですけどね。