少し前の記事でHEROについて書いたので、懐かしくなって久しぶりに見ています。もう19年も前になるんですね。当時は見ていませんでした。
再放送で前に見た時にはストーリーは面白かったのですが、キムタクの「気の抜けた」演技がどうしても受け付けなかったのですが、今回改めて視るとすごくいい感じに映りました。
これは半沢直樹の反動でしょうかね。登場人物の誰もが大声を出してわめくのではなく、落ち着いたセリフのやり取りが楽しめました。そしてキムタクの「気の抜けた」ところがかえってテレビドラマらしくでいいですね。歌舞伎にはやはり興味がわきません。顔芸もありませんし。
福田靖さんの脚本も良かったです。
それよりなにより服部隆之さんの音楽が素晴らしいですね。服部さんは半沢直樹も作曲していますが、半沢直樹シーズン2は服部さんの音楽にずいぶん助けられた感がありますね。
フルオーケストラを使っての名曲を担当するにはうってつけだと思いますね。まあ椎名林檎さんや柚さんを希望する人もいますが、何しろ入場行進曲は歌詞がありませんのでやはり服部さんを希望します。