ものみの塔の思考も“アンティファ”に通じる。 | エホバの廃証人:ユダヤ教の異端・ものみの塔鬼畜統治体&嘘つき腐臭幹部日本支部関連+諸事イッチョカミ

エホバの廃証人:ユダヤ教の異端・ものみの塔鬼畜統治体&嘘つき腐臭幹部日本支部関連+諸事イッチョカミ

「無価値な目撃証人」とは箴言19:28(新世界訳)で「どうしようもない証人」と訳されているWorthless Witnessの字義訳です。
ものみの塔日本支部広報の体罰に関する回答は彼らがそういうものであることを自ら示しました。
主にものみの塔関連ですが、そのほかいろいろ。

アンティファの出発点はあらゆる差別を排除するものですから、理想論ではありますが、決して悪いものではないのです。ところが「人が人を治める」ことによってもたらされる害悪に対する現実的見方ができないとすれば理想主義者は、そのような害悪をもたらす人間の政府というものに対して憎しみを抱くようになり、やがて過激になっていきます。それこそ神でもない限り理想社会など創れるるわけはないのです。

 

考えてみるとこの思想はものみの塔の根幹をなしているといっていいでしょう。何しろ今の世の中はサタンによって操られている「野獣」のような政府によって支配されていると考えているからです。

 

ものみの塔の思想は洋の東西を問わず、資本主義もしくは共産主義を問わず、現行政府を否定していますし、それが滅亡することを願っているので、アンティファの精神を持っているといっていいでしょう。

 

以前にも書きましたが、1970~80年代のエホバの証人には過去において学生運動や組合活動に非常に熱心な人もいたのです。共産党支持者もいたのです。

 

ところが共産圏にいるエホバの証人は共産主義に満足しているかというとそうではなく共産主義体制に対してアンティファ的存在となっています。だから中国では締めだされ、ロシアでは危険カルト宗教に分類されたのです。

 

社会主義国家は反ファシズムのはずなのですが、どこでも強力なファシズムを押し付けているのですが皮肉なことにそのものみの塔の指導者たちは地上のどの政府よりもファシズムを押し付けてきているのです。このことはアンティファの望む世界はより差別化が進むことを意味しています。暴力革命によって権力を握ると、より暴政を敷くのです。

 

エホバの証人から覚醒したと自分では思いこんでいる人が、現政権に対して左翼系野党と同じ主張をし現政権を批判する人がいます。これは矛盾なのです。現政権を否定するのはものみの塔の教理なので本来同調するはずなのです。このようなタイプの人が1980~90年代にエホバの証人の考え方に飛びついたのです。自分の親を舞い込んだと言ってみても、そのような人が当時に成人だったならばまず確実にエホバの証人になっていたことでしょう。社会党がまだ強かった時代ですからね。

 

ものみの塔は「政府の云うことと、聖書の教え(と見せかけた統治体の教え)とが矛盾するときには統治体の教えに従え」と教えます。そして実際完全寄付制移行期の時のように信者の良心を脅かす脱税教唆まがいのことも日本支部は要求しました。このような行為もアンティファに似ているのです。ものみの塔組織のためならば、時の政府が「違法」だと定めていることも違反することを厭いません。「人間より神に従え」と建前を掲げて、実際は統治体という人間に従うことを要求します。真に「人間よりも神に従う」ならば、組織の提案すべてに盲目的に従うようなことはしません。

 

しかしものみの塔に対しても現政府に対しても批判的であるというのは、理念も信念もなく本当にただの反権力としか言いようがないのです。

 

そしてなんでもかんでも反権力を唱えれば同調者を集められると思っているのです。やがてアンチエホバ過激派グループの違法行為を気に留めなくなるのです。そのグループの中で反旗を翻すことを恐れているのは、エホバの証人の中で異論を唱えた時の恐怖と同じなのです。

 

これでは自由になったとは言えないでしょう。アメブロという世界の中で自分の意見が徐々に言いにくくなってきているのです。

 

繰り返します。そのような人は真の意味で「覚醒」など全くしていません。覚醒したと思い込んでいることで自己満足に陥っているにすぎません。たぶんそのまま死んでいくのでしょう。