キリンの首はなぜ長い?―進化は「想像」いや進化論は「創造=作り話」の進化教(再編集) | エホバの廃証人:ユダヤ教の異端・ものみの塔鬼畜統治体&嘘つき腐臭幹部日本支部関連+諸事イッチョカミ

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「無価値な目撃証人」とは箴言19:28(新世界訳)で「どうしようもない証人」と訳されているWorthless Witnessの字義訳です。
ものみの塔日本支部広報の体罰に関する回答は彼らがそういうものであることを自ら示しました。
主にものみの塔関連ですが、そのほかいろいろ。

「キリンの首はなぜ長い?」多分これは進化論者を悩ませてきた問題ではないでしょうか。「キリンは他の動物とは『異なる進化の過程』をたどってきた。」という考えがあります。

https://www.life-rhythm.net/giraffe/

 

「異なる進化の過程」この言葉そのものがキリンは進化では説明できないことを意味しているのですが、それでも「進化絶対大前提」ですので「キリン用の進化物語」を作っています。ものみの塔協会出版物「進化と創造―人間はどちらの結果ですか。」では、「進化論ではキリンの首が長い理由は高いところにある木の葉を食べるために長くなったとあるが、同じ草原で首の短い動物がいるのはなぜか。」という論破の仕方でした。また目ざめよ2000年9月22日号15-18ページにはキリンの生態について書かれています。

 

進化論を最初に唱えたのはラマルクという人です。この人はキリンの進化について次のように考えました。

 

A説(用不用説)

①初期においてキリンの首は短かったが、、高いところにある木の葉を食べるために首が伸びた。(「進化と創造」の中で紹介されていたのはこれですね。)また首だけではなく脚も伸びた。

②伸びた首を持つキリンが子孫にその形質を伝えた。(生まれた後の獲得した形質を後世に伝えるという考えですが、獲得形質の遺伝は現在否定されています。)

 

その後ダーウィンはこう唱えました。

B説(自然淘汰説)

①もともと首の長いキリンと首の短いキリンがいて、草原の環境変化では首の長いキリンが自然淘汰され生き残った。

②これが繰り返されてキリンは首が長くなった。

③もともと首の長いキリンは突然変異で誕生した。

 

 

https://www.brh.co.jp/communication/shinka/2014/post_000010.html

 

現在では、

B説にさらに肉付けしていますが、C説とします。

①もともとキリンの祖先は森林にすんでいたが、やがて草原で暮らすようになる。

②草原で暮らすようになると、脚は長くなる。そこで脚が長くて首の長いキリンと、脚は長いが首の短いキリンが生まれる。ダーウィンの突然変異説を受け継いでいます。

③脚が長いと水を飲むときに、脚を折りたたまなければならない。そうすると敵に見つかると、逃げ出すのが遅くなる。また急に立つと骨折する危険がある。そこで立ったまま水を飲めるように首が長くなった。つまりキリンは高いところにある木の葉を食べるためでだけなく、立ったまま水を飲めるように首は長くなった。

http://kayo0210.wp.xdomain.jp/page-55/

 

A説に関しては、獲得形質の遺伝は起こらないとされています。テニス選手の利き腕はそうでない腕よりも若干長くなるようです。水泳選手の指の間には若干の水かきができるようですが、すべての水泳選手にできるとは限りません。ただ、腕が3倍の長さになるテニス選手はいませんし、水かきが手のひらを覆うまで発達する選手もいません。またいずれも子供にはその形質は遺伝しません。

 

大体高いところにある木の実を食べたいからと言ってなぜ首が長くなりたいと思うのでしょうか。木に登る能力とか、いっそのこと羽根をつける様にはならなかったのでしょうか。木に登る能力は体重が重いから無理だというならば、体躯が小さくならなかったのはなぜでしょうか。進化論者は恐竜は鳥になったと唱え、それを信じているのにもかかわらずです。

 

しかし進化論では同様の考え方が良く見られます。水辺で生きている哺乳類がクジラやイルカになるなども同じです。これは人間が泳ぎたいと思えば、男性なら半魚人、女性なら人魚になれるということです。人魚も半魚人ですが。空を飛びたいと思えばドラキュラにもバットマンにもなれるのです。突然変異でチョンボをするとハエ男になるかもしれません。真剣にそう考えていいと思います。

 

もっと現実的に考えると、なぜジャンプ力を身につけなかったのでしょうか。「そういう進化もあるかもしれないが、キリンの場合は首を長くすることだった。」というのはキリンが現実に存在し、それを進化で説明しようとするからです。

 

ダーウィン説の説得力がないところは、最初から首の長いキリンがいるとするなら、その「最初の」首の長いキリンはなぜ生まれたのかということの答えを出していません。そこが問題点であるのにもかかわらずです。突然変異で突如首が伸びるものでしょうか。突然変異は突然変異である以上、まれにしか存在しないものです。しかもキリンの首が長くなるためには、分厚い心筋を備えた心臓と、破れない動脈壁と、そしてワンダーネット(奇驚網=後述します)「同時に」備えなければならないのです。心肺機能が根本的に異なり、しかもワンダーネットという新たな器官を備え、しかもそれらが絶妙にバランスを整えていなければなりません。キリンの頸椎は7つの骨があるのですが、「第8の骨」があるという論文もあります。それは人間でいうなら第一胸骨に相当するものですが、本来胸骨は固定されています。しかしキリンの場合はそれが可動するのです。そういう進化もなければなりません。それも一瞬にです。

 

https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/articles/a_00462.html

 

 

C説に関してですが、

①の部分ですが、そもそも、なぜ森林にすんでいたキリンの祖先は草原に出ようとしたのでしょうか。食べ物が豊富なところのほうが種の保存にとっては有利です。草原は食べ物が少ないからです。トラやライオンのような肉食動物は、草原にいる獲物を狙っています。キリンが森林から草原に出ることはわざわざ危険なところへ身を置こうとしているのです。

 

②草原で暮らすようになると、脚が長くなるそうですが、それはゾウや水牛などという「進化の結果」が存在するからです。しかし脚が長くなるということは敵の眼につきます。なぜそのような危険を冒すのでしょうか。

 

③での説明に納得がいかない点です。首が長いキリンは水を飲むときから高い木の枝の葉を食べるような急激な運動を交互に行っても立ち眩みはしません。私たちは座っている状態から、立ち上がる時の移動距離は数十センチですが、キリンは数メートルです。それでもキリンは立ち眩みをしないのです。立ち眩みなどしていたら、敵に容易に捕まります。

 

喧嘩をするときにもこの首を激しく動かします。これらに耐えうる心肺機能は相当高度なものですが、それらが突然変異でできるのでしょうか。エサを食べ水を飲むために進化した長い首が闘いの主要な道具として使われているのです。かなり激しい闘いです。

https://www.youtube.com/watch?v=60SZ7Hk0wdQ

 

キリンの首は何のために進化したのでしょうか。これではケンカのために進化したように見えます。これが突然変異できるのでしょうか。「できたのです!」と進化論者は言います。なぜならすべての生物は進化によって存在したからです。循環論法です。

 

キリンの進化したものにオカピというものがいます。ではオカピの闘いの武器は首なのでしょうか。

http://photohito.com/photo/561630/

 

キリンが草原に出たこと、その脚が長くなること、首が長くなることはいずれも草原でキリンが危険になるだけです。適者生存の法則が、「首の長いキリンが生き延びた。」ということに適用されるなら、その法則は森林に元々いたキリンが不適合な環境にわざわざ身を置くことをどのように説明できるのでしょうか。キリン自身に環境を変える力も能力もないのです。

 

草原に出て食べ物がなければ普通は絶滅します。絶滅が嫌なら森林に戻ります。進化論者によればそのような種がオカピになったようです。そうであるなら草原にとどまったキリンはサバンナでも生活できるという勇者でなのでしょうか。それとも有利な生存条件を判断できないアホなのでしょうか。でも環境が変わって何百万年もたてば、キリンの首は長くなったり短くなったりできるというのが「進化論」です。

 

http://science-soku.blog.jp/archives/45845906.html

 

ただオカピがキリンの進化したものであろうがなかろうが、キリンの首が長くなった理由付けにはならないのです。それはオカピの存在を説明しているだけです。

 

キリンの首はなぜ長いのか。それは環境に応じてエサの棲み分けを行うためだそうです。妖怪ろくろ首は食糧不足の中で生まれた進化した人間なのかもしれません。

キリンの首は長いとはいえ頸椎の骨の数は人間と同じ7つです。つまり頸椎の骨が高いところにあるものをとるために自然に伸びていったようです。

 

さて、このキリンの首が長いということは次のことも生じなければなりません。高いところにある頭部まで血液を送るためには、心臓が強力なポンプ機能を持たなければなりません。マンションの水供給はまず屋上の貯水タンクまで水を送ってそこから各戸に分水されます。大きなパワーが必要です。キリンの心臓は送り出す側の心筋を厚くなっているそうです。心臓の強力なポンプ作用に耐えうるためにキリンの動脈血管壁は分厚いということです。

 

エサの棲み分けが必要になってキリンの首が長くなったということですが、キリンも水を必要とします。水は地面付近にあります。エサは高いところにあっても水はたいていは低いところになります。実際キリンは川の水を飲みますが、その時キリンは首を地面にまで下げて飲みます。この時強力なポンプによって送り出された血液が一気に脳に入らないようにするためにダムのような働きをする毛細血管が集約されているワンダーネット(奇驚網)という部分があります。ある種の緩衝部分でここで脳への血液量を調整します。人類にはありません。それで首が急激に動いても立ち眩みをしないようです。さらに2心房2心室の心臓では、頭部に送り出された血液は静脈を通って心臓に戻るのですが、水を飲むときにキリンの首を、静脈を流れる血液は逆流しないのでしょうか。しないのです。キリンの首の静脈には逆流を防ぐ弁があるからです。勿論キリンに限らず静脈には弁があるのですが、なぜこういう「弁」が心臓にもあるんでしょうね。逆流を防ぐという知恵はどこから生まれたのでしょうか。

http://www.jhf.or.jp/bunko/mimiyori/54.html

 

ところが心臓の強力なポンプ機能だけではダメです。というのも長い距離を行く間に血液中の酸素は首の組織に取り込まれ十分な酸素を脳に送れません。そこでキリンは考えました。「もっと大きな肺を持とう」と。そして巨大な肺を持つようになりましたとさ。

 

キリンの首に関するいろんな記事を見ても、どれもこれももう進化ありきで、「このようにして進化して・・・」としかありません。進化を既定事実とみています。そのうえで理由を後付けしています。その後付けの理由を証拠のように扱っています。理由のための証拠ではないのです。ところが進化論のその理由づけを聞くと皆納得するのです。

 

キリンの首が長くなるのは心臓にとって負担です。心臓にとって負担というのは生命進化から見れば逆行しているように思えます。進化論ではそうなります。進化論絶対真理・絶対大前提ですから、「キリンの首が長いのは進化の面白いところです。」という言葉でおしまいです。「面白い」が進化論の説明です。そしてその言葉に皆納得するのです。「果たして進化したのだろうか」と疑問を持たないのです。「進化したのだからそうなるのだ。」です。進化大権現様です。「進化よね~」で皆感心するのです。でも「面白い」というのは進化では説明できないと言っているのと同義です。

 

ではアパトザウルスの首が長いのはなぜでしょうか。クジラよりも体重が重く、キリンよりも首は長いのです。恐竜は爬虫類だそうです。爬虫類の心臓は2心房1心室です。心室には中途半端な壁がありますが動脈血と静脈血は混在し酸素と二酸化炭素の行き来は非効率だそうです。爬虫類の心臓はそれ故に不完全だそうです。ではその不完全な心臓でキリン以上の心肺機能を持つほどアパトザウルスは頭がいいのでしょうか。アパトザウルスは高さ12mほどあるようです。普通の建物だと4階建て、学校なら3階相当です。頸椎は15個あるようです。アパトザウルスの首が伸びたのは高いところにあるエサを食べようとしたのでしょうか。爬虫類の頸椎の骨はすべて8つなのにアパトザウルスは13~15個でも進化論的にはいいのです。ただキリンは哺乳類なので頸椎の数は7個ですので、キリンの場合はその骨を伸ばしたそうです。高いところにあるものを食べたいと思うと哺乳類は頸椎骨を伸ばすことができるようです。便利ですね。でも進化なのです。

 

http://biggame.iza-yoi.net/sauropod/brontosaurus.html

 

「草原で暮らすようになったので脚が伸びた。」「高いところにあるものを食べたいから進化した。」「立ったまま水を飲みたいから首が長くなった。」「首が長くなるために心臓と肺を大きくした。」という考えは、キリンの寿命から見ても現実的ではありません。キリンの寿命は野生では10~15年です。1000万年とか数百万年という単位ではないのです。ではそのわずかな年月の間にキリンの首は伸びるのでしょうか。それに対応する心肺機能、そしてワンダーネットは生じるのでしょうか。動物園で飼われているキリンは人間がエサを与えるので、キリンはその気になれば首を短くできるのでしょうか。突然変異で生じる現象に、なぜ首が伸びるという事象しか生じないのでしょうか。

 

この突然変異説を肯定するために「ウイルス進化説」というものがあります。あるウイルスに感染したキリンが急激に首が伸びたというものです。そうなるとキリンはそのウイルスにずっと罹病したままです。しかしそのウイルスは発見されていません。大体そんな影響を及ぼすウイルスなど存在するというのは妄想に基づく信仰です。ウイルスなる言葉は近代医学によって使われだした言葉です。そのような言葉を使えば科学的な印象を与えるかもしれませんが、それこそ疑似科学ではないでしょうか。もっともこのウイルス進化説はオカルト並みの話だと片づけられていますが、問題は進化を肯定するためにはそういうオカルト的なものまで飛び出すという点です。それは何もウイルス進化説に限ったことではないのです。どうしても進化絶対肯定思考だからです。「創造」を否定したくて否定したくて否定したくてたまらないのです。感情的進化論です。

 

 

キリンの祖先の骨格が発見されたようです。その骨格を見ても首が長いものではなくむしろオカピの祖先というべきではないかと思います。

 

https://www.discoverychannel.jp/0000004613/

 

 

首が短いキリンから首が長くなったキリンの化石はないのです。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11159036561

 

キリンが生存のために高いところにある木の葉を食べるというのであればキリンの子供は大人になる前に死んでしまうでしょう。子供の時から5メートルの身長を持っているわけではありません。

https://www.tobezoo.com/animals/idol/index_5.html

 

キリンの子供にかぎりません。首が長くなり進化「途中」のキリンもすべて絶滅します。背の低い成長途中の木を食べていたとするならば、エサの棲み分けの意味がありません。首が短くても食べることができるわけですから。

 

大体草原で生きるためには、サバンナの草を食べれるように消化器官が変質するか、川の魚でも食べれるように進化しないのはなぜなんでしょうか。パンダなんか栄養の無い笹の葉ばかり食べてるんです。でもキリンというのが現実に存在している以上、進化論者は進化により理屈付けをするのです。「他の動物は他の動物。でもキリンは違う。キリンにはキリンの進化の仕方があった。」のです。

 

でも何百万年という進化の歴史の中では「そういうことがたまにあっても不思議ではない。」というのですが、「何百万年」という「殺し文句」をつかえばすべて納得するようです。最終的に説得するために使う切り札は、「論」ではなく「時」なのです。その切り札で説得される人もいるでしょうが、ただ私はそれで納得できないということです。それは進化論を論じるにあたってする説明に納得できないからです。キリンの進化は全く納得できないものの一つです。その説明のほとんどは「想像」です。

 

宗教も「想像」の要素が強いです。仏教にしてもそうです、勿論キリスト教もです。進化も「想像」の領域が多分にあります。その意味では「進化論」というよりも「進化教」と言ってもいいくらいです。

 

どこまでも「進化」で説明しようとするかどうかはもちろん個人の自由です。ただそれに執着しているように見えてならないのです。