離間(りかん)の策が成功した理由(緑字追記) | エホバの廃証人:ユダヤ教の異端・ものみの塔鬼畜統治体&嘘つき腐臭幹部日本支部関連+諸事イッチョカミ

エホバの廃証人:ユダヤ教の異端・ものみの塔鬼畜統治体&嘘つき腐臭幹部日本支部関連+諸事イッチョカミ

「無価値な目撃証人」とは箴言19:28(新世界訳)で「どうしようもない証人」と訳されているWorthless Witnessの字義訳です。
ものみの塔日本支部広報の体罰に関する回答は彼らがそういうものであることを自ら示しました。
主にものみの塔関連ですが、そのほかいろいろ。

非公開にした記事のなかでも書きましたが、孫氏の兵法の中に離間の策というものがあります。

「離間計(りかんのけい)は、対象の仲を裂くことで状況を打破する戦術。」Wiki

よく似た言葉に反間計というものもあります。同じくWikiです。

反間計(はんかんけい)は兵法三十六計の第三十三計にあたる戦術。

敵の間者(スパイ)や内通者を利用する計略を言う。すなわち、敵の間者に偽情報が流れるように工作して、その結果、敵内部の離間や粛清を図ったり、敵に我の望む行動をとらせるよう仕向ける。敵の間者を直接に脅迫ないし買収して、いわゆる二重スパイとすることも含む。

 

日米同盟に亀裂を生じさせるために朴槿恵前大統領や今の北朝鮮が取っている方法はこれに該当すると言っていいでしょう。日本を孤立させ、米韓、もしくは米朝の間に特別な内密の話があるかのように見せかけ、揺さぶりをかけてきます。安倍首相がトランプとの親密な関係を築こうとするのを、「アメリカの言いなりになっている」とか言って国益を考えずに批判する愚かな野党勢力や報道が続きますが、安倍首相はこういった離間の策に対し必死に対抗していることを見落としてはならないのです。

 

今回これが見事に成功しているように見えます。そしてそのことは非常に大きな問題点を浮き彫りにしたように思えます。離間の策にせよ、反間計にせよ、それは集団の中で疑心暗鬼が大きくなり広まるわけです。問題はなぜそのような疑心暗鬼が大きく育つかというところの焦点を当てなければならないと思います。

 

退会された方は直接的に引き金となったのは脅しともとれる言葉により悩まれたわけですが、そもそも戦う気力が消滅した理由は、自分の個人情報が相手方にわたったことによるものでした。そういうことさえなければ、戦う気力がなくなることもなかったでしょう。戦うというのは何かを守るためにするものですが、もう守りたいと思う気持ちがなかったのです。そのような裏切り行為を目の当たりにし、自らの精神を犠牲にしてまで、守るに値するコミュニティではなくなったと思ったということです。

 

「なにも、誰も信じられなくなった」という言葉は軽視すべきものではないのです。つまり、外部からの攻撃ではなく内部から崩壊する要因をはらんでいたことが原因です。内部間でそういった信頼関係がなかったからこそもろくも一部崩壊をしたのです。外部からの攻撃は、それのきっかけでしかなかったのです。

 

こういったことが生じたのもその土壌としてブログをしている方々の中には普段から常習的に秘密の暴露をしている方が多く、それに同調している方々も多いということがあると思います。

 

私は常々、ずっと、ブログで個人が特定できるような記事に対しては、それが好ましくないということを述べてきました。現役JWは基本的にSNSには参加しませんし、組織から離れた人たちのブログを見ることはないでしょう。そのような状況で、現役JWのプライバシーをたとえイニシャルであるとは会衆名を書けば、個人を特定できます。またお店や特定の職業に就く人が実はJWであることを書いたりする記事もあります。これははっきり言って微妙な個人情報の暴露」になり、そのせいでそのお店の常連客が減ることにもつながりかねず、営業妨害にもなりかねません。

 

明らかに誰かとわかるような現役JWを憐み、蔑むような記事を書いたり、またある人は盗撮をしたり、またある人は長老の手紙を暴露したりし、結局のところ自分のブログのアクセス数を増やすという利己的な理由ゆえに「秘密の暴露」を公然と行い、そして相手が現役ならば何をしてもよいと思い、そうすることで自分が彼ら現役JWよりも「勝った立場」にいるという錯覚をしています。

 

そのような行為に何ら抵抗も疑問も感じることなく、同調するばかりではなく、もてはやすということが頻繁に行われてきました。プライバシーの暴露」で恐怖を感じた人は、それをしようとする人に対し、大きな怒りを感じたと思いますが、しかし実は自分たちも主に現役JWたちに同じことをしてきたんだということに気づいておられるでしょうか。ただ「仲間」というだけで、そのような人を温かく見守っていきたいというのであるならば、では今回の件で離間の策を用いる人を温かく見守れますか。今回の件で少なからず精神的被害を受けた人たちが大勢いらっしゃると思いますが、ではブログなどで個人を特定できる記事を書き、書かれた当人が目にした場合精神的に被害を受ける可能性に思いをはせることができるでしょうか。

 

鈴木大君の父親を、我が子を虐待死させた父親と同列に置いたり、ジャンピング姉妹の人格を誹謗したりする記事を複数人がブログに上げ、しかも多くの同等コメント者もいましたが、それらはあくまでも極端な例で、もっと無数の記事で、無数のプライバシーが暴露され、無数の同調者がいます

 

そういった土壌というものの上に成り立つコミュニティは、いったんその中で疑心暗鬼の種がまかれると燎原(りょうげん)の火のごとく燃え広がります。

 

「誰が情報を流したのか」とか「個人情報を武器に脅すな」とかと言ったのかが最終的な問題ではなく、大切なのは、普段から個人のプライバシーを暴露することを許さないとか、誰かを誹謗して仲間意識を強めるようなことはしないといったことを各自が強く意識することではないかと思います。単にオフ会で知った情報を漏らすという範囲を超えて日常的にそういうことを心がけるということが大事だと思います。これらはいわば一般社会での不文律ですので、そういったステージに立って初めて「開眼」と言えるのではないかと思います。そして離間の策に対抗できるものだと思います。オフ会を良くしようと主催者がいくら願ったところで、結局のところ参加者各自の意識の問題ではないかと思います。それは主催者の手の及ぶものではないということです。そういうことを学ぶ良いきっかけだったのではないかと思います。