仕組み化経営のススメ -13ページ目

仕組み化経営のススメ

仕組み化経営のススメ

前回、

学習を繰り返すこと、つまり復習=リピートすることで、
以前よりしっかりと覚えられるようになるから、目標突破しやすい。

つまり、

目標を忘れないこと!が目標突破するヒトの思考と関係している、

とお伝えしました。

 

では、
目標突破するヒトは、
目標を忘れないための思考を
どう作っているのか? 

それは、



↓ 

インパクトを強くする

です。


もし、

今苦痛を感じていることがある!

としたら、どう対応しますか?

苦痛

当然、

その苦痛から逃れたい!

と思ってなんらかの行動を取りますね。

これを記号で表すなら、 

利益から得られる満足<損失からの苦痛

「利益より損失を評価する」

というこんな心理を

損失回避性

と言い、行動が加速します。

 つまり

 目標を突破するヒトは、

 

「目標に達成していなければ、その損失が大きい」

 

 と判断し、それを回避しようとして、

 

目標突破に向けての行動を取り易いのです。

 
ここからさらに分かること。

 

実は、

目標を達成したら、与えるご褒美は利得

という考え方がありますが、

これは、

痛みの回避よりインパクトは弱いのです。

 

このように観えてくると、

 重要なのは、

 

「設定する目標」

 

だと気付かされます。

 

では、どういう目標ならいいのか?

ここは次回に^^

「ゴールを忘れないようにする」ことが、

目標突破には重要なポイントになるとお伝えしました。

 

しかし、ヒトは忘れます.......

 

そこで、記憶のメカニズムをチェックしてみましょう!

 

ヒトの記憶には、

 

「短期記憶」と「長期記憶」

 

という2つの記憶があります。

 

短期記憶とは?

長期記憶へ情報を保存したり、逆に情報を引き出したりするための一時的な保管場所であり、時間の経過や新たな情報が入ってくると、すぐに忘れられることに。

 

一方、

長期記憶とは?

本格的に情報を記憶するときに使う。

言い換えれば、脳の記憶装置。

USBメモリ

 

長期記憶の容量も限られているので、

脳は、情報を仕分けして

「必要」と判断した情報だけが、長期保管されることに。

 

そして、

この仕分けをしているのが、脳の「海馬」。

 

では、海馬はどのような基準で、情報を選別するのか?

 

それは

「生命の存続に役立つかどうか」

が基準。

 

つまり、

海馬は「生きていくために不可欠」と判断した情報だけを取捨選択して、

長期記憶に送り込むことになる。

 

では、

ビジネスのゴールは、「生きていくために不可欠な情報」なのか?

 

その答えは?

「不可欠」とは云えないでしょう。

だから、忘れるのです。

 

では、どうすれば海馬に「必要な情報」と判断させられるのか?

 

方法はただ1つ。

海馬を手なずける(ダマす)こと。

 

つまり、

手で書く、声に出すなど、五感を使い、何度も復習することが重要です。

 

こんな実験結果が得られています。

 

まったく意味のない単語を10個覚えて、経過をテストすると、

4時間後には平均で5個しか覚えていなかった。

しかし、

一度すべて忘れてしまった後、同じ10個を覚えると、

4時間後でも平均7個ほど覚えていた。

 

この実験からも分かることは?

 

学習を繰り返すことで、無意識の記憶が暗記を助けて、以前よりしっかりと覚えられるようになる。

 

つまり、これが「復習=リピートすること」の効果ということです。

そして、これが目標突破するヒトの思考と関係しています。

これは、次回に!^^

本日は3月5日!何の日?

といえば、

映画「セーラー服と機関銃ー卒業ー」公開日!

前回、

ソロデビューでオリコンデイリーチャート1位を獲得

サヨナラは別れの言葉じゃなくて♪

が聞こえて来そうです^^

橋本環奈2


この裏には、
緻密な「仕込みと展開」があると、睨んでいます(笑)

とお伝えしました。

これも、今日から公開される、この映画に向けて、

という思惑もあったでしょうから、どうなるか?

楽しみですね。

でも、その前に、オリコンチャートで1位になった秘密として、どんなことが考えられるか?

考えてみましょう!

オリコンチャート「第1位」を取るには、どうしたらいいか?



そうですね、成功しているアイドルに学ぶ。

パクるのではなく、

モデリング!

 

2015年シングルでミリオンセラーの曲は、次の4曲

Green Flash 

僕たちは戦わない  

ハロウィン・ナイト 

唇にBe My Baby

この4曲、ご存知でしたか? すべて、AKB48の曲!

目標が決まり、モデリングして、戦略も決まれば、

ここで勝負が見えてくる^^

今回のCD は、こんな構成です。

3種類のCD(タイプA:2000円、タイプB:1200円、ブックレット1500円)を製作する。

その「初回プレス盤にのみの特典」を用意して、

・生写真 通常版(種のうち種をランダム封入)

+2枚で、握手会

+5枚で、写メ会+握手

+10枚で、チェキ会+直筆サイン+握手会

 

さあ、ファンなら、何を買いますか?

タイプAをきっと10枚買いますよね。

 

そして、その結果は?

見事オリコンデイリーチャート1位を獲得。

そして、

次の目標であるミリオンセラーにするには?

売上の公式から、

売上=単価 × 購入(ファン)数 × 枚数

20億円= 2,000円×10万人×10枚

つまり、

10万人に購入して貰えばいいと計算に。

とはいえ、AKB48もそうですが、

一度に10枚以上、購入する濃いファン(ガチヲタと呼ぶようです)

もいれば、1枚だけなら買うファンもいます。

そして、初めて購入するヒトも出てくるでしょう。

 

このヒトたちを動員するなら?

芸能界でいう「営業」!

つまり、拡散であり、露出。

このCDには、「チェキ会+直筆サイン+握手会」が付いてくる。

何回、どこでやるか?

今回、なんと無料ライブ(全国50カ所)で実施。

つまり、

10万人を50カ所で動員するとすれば、1カ所2000人でOK。

しかも、イベントは、イオンのショッピングモールなど、

人がたくさん集まる場所で。

 

どうですか?
これなら、できそうですね^^


これが「仕込みと展開」という事前にできる仕掛け。

典型的な勝ちパターンです。

 これを、自分に置き換えたら、どうできるのか?

考えていくといいですね。