Mさんは、長年のDIYが原因で慢性過敏性肺炎と診断された。
車の修理や家具の修繕で使ったウレタン塗料の成分、イソシアネートを吸入し続け結果だ。
書き物が仕事のMさんの事務所には、大量の印刷物があった。
資料や原稿を、毎日、大量にプリントアウトしていた。
インク成分に含まれるイソシアネートも、Mさんの病に拍車をかけた。
Mさんは、極力、匂い成分を排除した暮らしをしている。
現代の匂い成分のほとんどが、安価で商品化できるウレタン製のマイクロカプセル入りで、
イソシアネートの被曝は避けられないからだ。
ところで。
コロナ感染症で軽症とされ、自宅療養中の人の症状は、Mさんの日常と似ている。
軽労作での息切れや、痰、から咳、倦怠感など、だ。
Mさんは言う。
「僕が今、アレルゲンであるイソシアネートを大量に吸入したなら、急性増悪で、呼吸困難、
直ちに入院、そして命を落とすかもしれないよ」と。
おそらく、免疫力が落ちていれば、どんな人も、イソシアネートの吸入は、肺に悪さをするだろうし、
だから、コロナの軽症で自宅療養している人は、衣類の洗剤、柔軟剤はもちろん、
スプレー缶の消臭剤など、肺に入り込む細かな粒子の化学物質には細心の注意を払うべきだ、と言う。
軽症のはずが、急性増悪で命を落とす人のニュースを聞くと、
Mさんの言葉は、単なる杞憂ではない気がする。
コロナ治癒後、自宅に戻った人も、
すぐには、自分の肺が前と同じと思わない方がいいかもしれない。
以前は、体がはねつけた化学物質も、弱った肺には、入り込むかもしれない。
コロナ後遺症の症状も、Mさんの日常と酷似する。
コロナ治癒後は、コロナに罹る前の暮らしに戻らずに、生活環境の見直しが必要かもしれない。
先日のこと。
友人に、10年以上、同じ化粧品を使っている、と言うと(なくなれば同じものを買うという意味)、
それは、まずいでしょ、と言われた。
保湿成分をアップさせなきゃ、と言われた。
そして、しげしげと私の顔を見て、後は黙った。
アーシングはアンチエイジングなので、高をくくった。(油断した)
若い時は顔立ちでも、年を取れば顔つきが大事、とどこかで読んだ。
…化粧とは関係ない話でした。
