昔、「電気女」と呼ばれたことがある。
友人が私に触れるとピリピリするのと、
私が何かに触れてピリピリしておののくのを見ているからだ。
乗り物のチケットを職員に渡す時、ピリピリした時もあり、私よりも相手が驚いていた。
きっと、滅多にないんだろうなあ、と思ったことだった。(自慢じゃないです)
乾燥の季節、冬の出来事だったと思う。
それが。
アーシング生活に入って、記憶する限り、
人や物に触れてピリピリするレベルの静電気が起きたことがない。
就寝しながらのアーシング効果もあるだろうけど、(体から電気が抜けるので)
日中は体に電気が溜まるだろうし、なぜかなと考えて、
以前は極端に、水分を摂らなかった、と思う。
飲食店でも、出された水に、口もつけないことが多かった。(暑い季節でも)
それを知っている人らは、断りもなく、私の水を飲んだ。
でも、和食店で温かいお茶が出ると、これは飲んだ。(暑い季節でも)
つまり。一年中、体が冷えていたんだと思う。
それぞれの健康法に精通した人たちは、当時の私に、
「リンパも血液も滞った状態」というだろう。ほんと。その通り。
今は、抗酸化作用のあるアーシングのお陰で、
滞っていたものが正常な流れを取り戻した結果、人並みに水分を欲するようになったんだと思う。
冷え性も改善した。今も布草履に裸足だ。
もちろん。
今は、出先で冷たい水が出されると、春夏秋冬問わず、コップに自然と手が伸びる。
この変化は、感慨深い。
自分の健康を実感する瞬間だからだ。
アーシング生活で「電気女」の異名返上したことに加え、もう一つ、
バッファリン依存生活からも脱却した。これも、実に感慨深い。
先日、クローゼットの棚から、長い間仕舞いっぱなしのパーティー用のビーズのバッグが出てきた。
バッグを開けて小さな内ポケットの中に、バッファリンが2錠入っていた。
出掛ける時、口紅は忘れても、この鎮痛剤を忘れることはなかった。
白い錠剤を手のひらにのせ、しばし見つめた。そして捨てた。
四半世紀以上も、私のあらゆる「痛み」の傍にあったバッファリン。
結果、脳の痛みのコントロール機能を壊した薬だ。(私はそう思っている)
前段の冷え性も、冷えることで感じる痛みに過敏になっていた、ともいえると思う。
アーシング生活に入って、鎮痛剤の類は一度も飲んでいない。
脳の痛みのコントロールが正常に働いているのだと思う。
アーシング生活のビフォーアフター。
ピリピリと鎮痛剤からの解放以外にもいろいろある。
電磁波や化学物質などの負の環境因子には、拒絶反応が強くなった。
一方、ここまでなら細胞の修復が可能だ、と体が感じるボーダーラインが明確になった。
負の環境因子に対し、我慢ではなく、
折り合うという知恵が身に付いた、ともいえるかな、と思う。