すべてがやりかけで、すべてに終わりがない | らくがき

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書きたいときにつらつらと。
大人向け。

都知事選がhot topicでしたね。


日本人の同調圧力強めなところはみんなでなおしていかないといけないね…自分と考えが違う候補者に投票したとか、自分が理解できない人が立候補してるとか、そういうのを即座に否定する大人がいるでしょう。「人は人、自分は自分」と割り切って、必要なときには意見を交換するけど、それぞれの思いは尊重されるべき、みたいなことを体得してきた大人たちもちゃんといるけど。

他人の顔色をうかがいすぎて、「この人に投票しなければよかったかな?」とか「誰に投票すればいいのかな?」と若者は道に迷うのではないか。


選挙権が与えられたら、一人一人の意思で、周りを気にしすぎずに自分で考えて行動していいんよ。そういう権利なんだから…

完璧な人間なんていないので、それぞれの候補者すべてに期待できることと心配なところがあるし、選挙権を与えられるときに私たちには政治に対する完全に完璧な知識を有していることは求められていないし、それぞれの立場や世代、そのときの個人の考えによって意見はばらばらでいいのさ。


べつにさ、偉そうにしてる大人たちが日頃から周囲の人の性格を完璧に見抜き、常に最善の選択をし、素晴らしい未来を手にしているかといったら別にそんなことないんだしさ。


メディアによる候補者へのインタビューの一部は本当に「えっ?わざと?さっき起きたの?」と思うぐらいにクオリティーが低いこともあってちょっとひいたし。一般市民の時給と比べて高いギャラが発生しているのに、誰でもできることをしてるのって、なんか状況に甘えているなと思う。色々あるんでしょうけど。


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最近は朝早起きしている。

これがとてもよくて、日の出とともに体が目覚め、日没後に眠くなる。


今までは夜遅くまで夢中で仕事に取り組むスタイルだったが、無駄をなくして、人に任せる機会を増やし、太陽が出ている時間だけに限るようになった。(冬場は日照時間が変わるのでまた元に戻るだろう)


よってこの時間は自分のために使っている。いろんなことを並行してやっている。

ブログを書くこともあれば、デッサンしたり、ダイヤモンドアートをしたり、模型を作ったり、図鑑を開くこともあればカメラで撮った写真をちょこちょこ整理することもある。気に入った動画を延々見ることもある。

すべてがやりかけで、すべてに終わりがない。


他人のお庭を見ていて、庭は季節とともに常に変化しており、絶対的な完成形がなく、手入れにも終わりがないなと思った時に、こういう趣味との向き合い方はすごく素敵だなと思った。

これまで細かいタスクをその都度完了しゴールすることで満足を得てきたが、それは「タスクだから」なのだ。

趣味においては、大きなdynamicななにかを常に抱え、出口のない迷路の中であれこれやっている状態というのもとても楽しいものである。


ただ、問題が一つだけ。

全部やりかけだとなかなかの作業スペースを必要とするので、完璧に片付いた状態にはならない。

近い将来、作業棚みたいなものが必要になりそうである。それにもスペースがいるのである。