今回の現場は、物置の屋根を直してほしいとの依頼です。
依頼元は板金屋さんで、仕上げにポリカ波板を貼るとのことです。



最初は既存の波板のみをはがして垂木をそのままで合板を貼って、ポリカ波板を貼る予定でした。
大工目線で話したところ、まず、ポリカ波板を貼るのに、合板で太陽の光を塞いでは意味がないのではないかということと、
垂木の間隔が通常であれば、455㎜間隔(1尺5寸)なのですが、606㎜間隔(2尺)で飛ばしてありました。
そして、垂木の先端30cm位と桁と棟木の先端が腐っていたことです。
さらに、これは壊してみて判明したのですが、一番最初は波トタンが貼ってあり、錆びたため、その上にビニール波板が2重に重ね貼りしてありました。(写真1枚目)
さらに、通常母屋が、910㎜間隔であるのですが、残念なことにありませんでした。(写真2枚目)
ここで、垂木まで解体し、新しく屋根下地をやり替えるというお話し合いになりました。
物は移動することが困難なので、ブルーシートで養生しておきました。(写真3枚目)




桁と棟木の部分は、添え木をして補強しました。
新たに母屋も中間部分に入れます。
端から端の垂木に糸を張って、中間部分の垂木の高さを調整しました。
せっかく直すのに、波打ったままでは意味がなくなってしまいますから・・・
雨が降らない日を狙って施工しましたが、夜露がある時期でしたので、朝から作業することと中に入っているものを養生するということで、ポリカ波板施工までは、ブルシートで養生して帰りました。




板金屋さんにきれいに貼っていただきました。
棟部分はトタンでかぶせて仕上げました。



これで雨漏りの心配はないでしょう。
そして、光も入っていい屋根が出来上がりました。
お施主様も出来上がりを見て喜んでくださいました。
今回は以上です。