甘藍だか玉菜のK太郎だすよ
学名はけっこう長くて
Brassica oleracea L. var. capitataだす
蕾がついたってことは
収穫適期は過ぎたみたいだすね
我が家の猫めし食材として
育てておるんだすけど
猫は野菜をモリモリと食べる
生き物ではないだすから
丸ごと刈り取らなくても
たまに葉を少々もらう程度で
充分足りてしまうのだすよ
なにより…いつ頃からか
愛着が湧いてしまいまして
刈り取れないのだす
だめぢゃんか〜
それにしても…
いわゆるキャベツなんだすが
キャベツっぽくないだすな
全然、丸々しくないだす
植え付けのタイミングが
遅かったからだすかね
ちなみにK太郎という名は
キャベツ太郎の略だすが
キャベツだったら
KじゃなくてCだすな
ちゃんと気づいておるので
ご安心下さいだす
しかし、葉をいただくって
どうなんだらかな
植物には痛覚は無いと
学者はおっさるだすけど
キャベツと同じアブラナ科の
シロイヌナズナ(白犬薺)は
青虫に食べられているのを
感じ取れるらしいだすな
“防衛反応”をするだとか
吾輩が葉をブチッとちぎる時
何か感じておるんだらか
まぁ、植物は動けないだすから
我々が感じるような“苦痛”は
無いような気がしる
我々が肩まで土に埋まってて
虫が耳や鼻を食べ始めたら
ギニャーッだすよね
もし、動けない生き物が
そんな感覚をもっていたら
生き地獄だすからぬぅ
何か感じているとしても
脊椎動物の感じるものとは
違うものじゃないだらか
まぁ、それはそれとして
これから葉をいただく時には
謝罪と感謝の言葉をかけようと
思っておるだす
さーて、花が咲いたら
種をとりたいもんだすなぁ
子キャベツを育てたいのだす
ちなみにキャベツは
もう一株育てていまして
そちらの名前はK花子だす
子キャベツたちの名前は
何にしるかなぁ