前回は、ちょみが心筋症による大動脈血栓閉栓症を発症し、
バルーンカテーテル手術を受けた所まで書きました。
その後、どうしてもっと早く、大動脈血閉栓症を発症する前に
心筋症に気付いて、治療して上げられなかったのか…と
とても後悔していました。
あんなに運動神経が良く、元気で、遊ぶことが大好きだった子が
下半身に後遺症を残し、もう自由に動き回ることができなくなってしまう
かもしれない、と思うと、どうしようもなく可哀相に思えて仕方がありませんでした。
心筋症にかかると、猫ちゃんはどのような症状が出るのでしょうか?
猫の心筋症には主に3つの種類があるそうです。
ちょみの場合は、左心室が肥大化しており、
恐らく肥大型心筋症だろうと診断されました。
(手術直後の心臓の状態では、どの型か断定するのは難しいそうです。)
肥大型心筋症は、猫の心筋症の中で最も多い種類だそうです。
肥大型心筋症を発症すると、心臓の筋肉が異常に厚くなり、
上手く収縮できず、血液を送り出すことが出来なくなってしまいます。
そうすると、
・些細な動作で疲れやすくなる
・肺の血流が滞り、肺水腫を起こして、咳込んだり、呼吸が苦しくなる
・食欲がなくなる
・チアノーゼを起こす
などの症状が出るそうですが、肥大型心筋症は、心不全としての
症状がはっきりしないことが多く、多くの場合は、私とちょみのように
心不全の進行より先に血栓症を発症して気付くそうです。
ちょみの場合は、直前まで運動量も多く、
食欲も、私が飼っている3匹の中で一番強く、
まさか具合が悪いとは思いませんでした。
↑バスタブで遊ぶのが日課
しかし思い返してみると、
・1日前から何でもない時に鳴く頻度が多くなり、
・毛づくろいが強くなり、毛を引っ張って抜くこと
が、増えていました。
そして、たまに、
・首を前につきだして、ヒーヒーと呼吸する(これがチアノーゼだった)
ことがありました。
この時に何で気づいてあげられなかったのか。
胃腸炎で病院に行ったこともありましたが、
心筋症とはわかりませんでした。
病院でも、心筋症は
・聴診では、心音の変化が少なく、分かりにくい
・胸部レントゲンでの心臓の大きさの変化も、相当進行しない限り分かりにくい
ので、
・超音波検査で、心臓の筋肉の厚さを測る
・それでも微妙な場合は、バイオマーカ―濃度の測定検査を行う
ということがより有効な検査となるそうです。
最近では、猫の健康診断を行っている動物病院も多くありますよね。
ちょみの通っている高度医療センターでも、
年齢に合わせたメニューのある健康診断を行っていて、
年に1度受けることを推奨しています。
健康診断はペット保険適応外なので、検査項目が充実しているものは
お値段も相応に掛かるので、少しためらってしまうかも知れませんが、
今となっては、命には代えられない、と思います。
血栓症は、発症するととても痛いそうで、
予後も相当状態が悪い為、海外では、安楽死を
選択されるケースも多いそうです。
早く気付いてあげられていれば、麻痺の症状を起こさず、
痛い思いをさせなかったかもしれないのに…。
今でも時間を戻せたらいいのに、と悔やんでいます。
後悔が止まらない暗い文章になってしまいましたが、
次回は、ちょみの入院生活について書いていきたいと思います。

