カギをリビングのテーブルの上に置いて振り返った。
唯先輩が私を見つめて微笑んでいた。
私は鞄を床に落として、唯先輩に体を預(あず)けた。
私「ゆいせんぱい・・・。」
私の心臓は早鐘(はやがね)のように高鳴っていた。
唯先輩は、優しく私の髪留めをほどいて・・・
そして、頭を撫でながら言った。
唯「あずにゃんの髪・・・綺麗だね♪」
唯先輩に頭を撫でられるたびに、体中の力が抜けそうだった。
私は・・・ゆっくりと唯先輩を見上げた。
すると、唯先輩の目も潤んでいた。
唯先輩が静かに囁いた。
唯「あずにゃんのお部屋に・・・行こ。」
私は何とか・・・
私「は・・・い・・」
とだけ、つぶやいた。
部屋に入ってドアを閉めた瞬間、唯先輩は私を後ろから抱きしめた。
私はふと思い出して、
私「ふふっ♪」
と笑った。
唯「あずにゃん?」
私「いえ・・・」
私「わたし、よく唯先輩に後ろから抱きしめられるな・・・って思って♪」
すると、唯先輩は・・・
唯「だって・・・」
唯「あずにゃんの背中が抱きしめてって、言ってるんだもん☆」
私「よく解りますね☆」
唯「解らいでか♪」
私「何ですか、それ?☆」
私 / 唯「クスクス♪」
私「あふっ!」
不意に、唯先輩が私の首筋にキスをした(汗)
私は膝の力が抜けそうになった。