洋子「どこで待ち合わせなの?」
と、洋子さんは聞いた。
もしかして、一緒に来る・・・とか?
と、心配しながら・・・
私「あ、三条大橋・・・です。」
と答えた。
洋子「そう、じゃあ送って行ってあげるわ☆」
洋子「この時期、タクシーはなかなか捕まらないわ。」
そして、微笑みながら・・・
洋子「この車なら・・・15分で唯ちゃんに会えるわよ^☆」
そう言った。
私「お願いします!」
今の私には一番効果的な言葉だった。
洋子「しっかりシートベルトをしてね。」
独特なシートだった。レカ○と書かれてあった。
タイヤが悲鳴を上げて、車が走り出した。
でも、洋子さんの運転は決して乱暴ではなく、とても安心して乗っていられた。
洋子「あずさちゃん・・・って呼んでいいかしら?」
私「あ、はい。」
洋子「唯ちゃんはね・・・。」
洋子「わたしにとって、妹のような存在なのよ♪」
私「え?」
洋子「だから・・・安心して。」
まるで、私の心を見透(みす)かすように言った。
私「はい・・・。」
洋子「あら?あそこでキョロキョロしているコは誰かしら?♪」
洋子さんが冗談っぽく言った。
私はすぐに見つけた。
でも、すぐに視界が滲(にじ)んで見えなくなった。
少し手前で車を停めて、洋子さんが言った。
洋子「妹を、よろしくね♪」
私「はい!」
私はとびっきりの笑顔で言った。
そして駆け出した!