この間、友達のひとりに、
「ニコラスって頑固ですか?」
と、聞かれたことがありました。

僕が、高校時代に同級生の目を気にせず、
好きなことに堂々と没頭したことや、
反対されても構わずに日本に来たことを例としてあげられ、
「それは、頑固を貫いてきたのですか?」
と聞かれました。

人というのは、それぞれの考えを持つもので、
意外な質問に、僕はこれまでを少し振り返ってみました。

自分の想い描いた未来を信じ、躓きながら、ずっこけながら、
ここまで突っ走ってきたのは、頑固だからなのかと考えた時に、
やはり違和感がある。

「頑固」というのは、
確かに自分がやっていることを
正しいと思っている人のことを呼ぶ言葉かもしれないが、

僕は決して、頑固じゃないと思います。




登山家は、夢見るあの山頂へ登るには、
数多く、色々な道があるはずです。

目標は、あの青空を刺す高い頂。
しかし、目指し方も様々。

僕にとってとても大切な人が、そう教えて下さいました。


僕は、信じています。信念を持っています。

あの山頂に必ず立って見せること、
この山を登り切って、もっと高い山を目指して見せること。


安全かつ素早い道は、登っている最中にいる僕には、
なかなか見えづらいものです。

ですから、俯瞰で見ているベースキャンプのチームの言うことを、
ちゃんと聞き入れる自信を持つことが大切。

自信がない人は、焦る、そして無理をすることが多い。
僕も、やっていることに自信がないと、落ち着いていられず、
失敗することになる。


登山している人が、頑固であること以上に危険なものはない。
折れることの重大さが理解できなければ、登山することは危ない。
路線を変更すべき時、登り方を改めるべき時、気持ちを落ち着かせるべき時。
人に指摘されても、穏やかに、恥ずかしく思わずにそれに答えられるような人が、
最終的に満面の笑顔で山の上に立つ。

変に頑固を貫き、命を落としてしまえば、山頂には着けない。
あのゴールを信じて、時には引くことも大切。



「できること」が、必ずしも「やるべきこと」であるとも限らない。

20歳の僕には、全てを知ることなんか不可能で、寧ろ何も知らないということくらいが唯一知っていること。

でも信じている。何があっても信じる。
今回がダメで、一回頂に行けずに下山する必要があれば、
プライドをごっくんと呑みこみ、また挑戦できる体を持っていることに、
感謝する。

それこそが、きっと夢の実現への過程。




今の僕が、そのベースキャンプと意見をぶつけ合い、
全員で納得できる方法で、登っていられていることがどれだけ在り難いことか。
お互いの考え方を尊重し、そしてお互いのことを愛し…。
恵まれた環境にいます。

20歳はまだ「自分らしさ」とはなんなのか、定まらない年です。
当の本人の僕にも、薄らとしか。

背伸びしてみたり、甘えてみたり、子供ぶったり、
そんなサイクルの中で色々見出していくのが我々新成人!

だから頑固にならず、信念を持って生きます。
そうすれば焦ることもない、急かされることもない。

軽やかに緩やかに?(笑)


でも愛のままに。







ちょっと重めのブログになっちゃったけど、、
でもとりあえず、歌を歌っていれば、僕は最高に幸せだよ♪






日本に来て3年。
当日に更新できなさそうなので、ちょっと早いんですけど、

おかげさまやりたいことがやれています。


本当にありがとうございます。


凄い勢いで進化していく日々の中で、
自分を見失わずに頑張っていられるのは、
ファンの皆様のおかげです。

愛しているよ。
I love you with all my heart.




Happy 3rd Anniversary!



Love, Nyk ドキドキ恋の矢ラブラブ