BC73年、ローマの剣闘士(いわゆる奴隷) スパルタクスが、起こした第三次奴隷戦争。
スパルタクスは、トラキア(今のブルガリア南東部・ギリシャ北東部・トルコ欧州部辺りまで)地方の出身と言われてるが、定かではない。
この頃のローマは、ポエニ戦争で勝利し、国内に矛盾を抱えていた。
獲得した領地から、安い物資・奴隷が大量に流入。
商人や大地主は大儲けし、その一方で、農地を手放す農民も大量に出る。
いわゆる格差社会が、蔓延していたのだった。
農地を手放した農民は、失業者になり、市民の間では、不満が鬱積していた時代だった。
そんな時代にスパルタクスは20万の奴隷とともに、叛乱を起こしたのだった。
いわゆる第三次奴隷戦争の勃発。
ただ奴隷たちのまとまりがなく、スパルタクスの戦死と共に鎮圧され、奴隷として、売られる者もいた。
だが、カエサルの台頭などで、時代は大きな変動を、迎えたのも、この頃だった。
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