摩耶山天上寺  | Once upon a time by Bonze

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       摩耶山・・・“天上”の寺へ


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    摩耶山天上寺...

釈迦(紀元前6世紀)が生母摩耶夫人(まやぶにん)に感謝を捧げるために作った十一面観音像を、大化2年(646年)に伝説のインドの高僧法道仙人が日本に持ってきて、摩耶山に寺を開き安置した。その後、弘法大師空海が唐へ留学中に摩耶夫人像を手に入れ、帰国後、この寺におさめ山上にあった寺を中腹(まやロープウェイ西側)に移した。これが摩耶山とう利天上寺(とうりてんじょうじ)の縁起とされている。寺の名は摩耶夫人の昇天の地であるとう利天(インドの山)にちなむ。(とう利の「とう」の字はりっしんべんに刀)
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国立公園摩耶山の山上にあり、豊かな自然に恵まれた摩耶山天上寺。
天空の舞台からは、晴れた日には淡路島・明石大橋・小豆島まで遠望できるそうだ。
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『五鈷杵』...金剛杵のひとつ。
金剛杵(こんごうしょ)、梵名:ヴァジュラ、ヴァジラ(वज्र vajra)は、密教やチベット仏教における法具である。
仏の教えが煩悩を滅ぼして菩提心(悟りを求める心)を表す様を、インド神話上の武器に譬えて法具としたものである。

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釈迦の生母、摩耶夫人を本尊とするのは、日本では、天上寺だけという。

空海が、唐から持ち帰り、この寺におさめた。


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インドの伝説的な高僧“法道仙人”が開創したと伝わる。
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鎌倉時代末期の摩耶山合戦(幕府軍対赤松氏)で知られる摩耶山城をこの寺とする説がある。
最盛期には多くの塔頭、僧坊を抱えており、最も栄えた頃は3,000人の僧を擁する摂津地方第一の大寺だったと伝わる。宗派を越え、皇族・武将なども含め、広く信仰され、花山・正親町両天皇の御願所でもあった。
1976年(昭和51年)1月30日未明、賽銭泥棒による放火のため、仁王門や一部の塔頭・庫裏を除いて全焼した。北方約1kmにある、この摩耶別山(天上寺創生の地とされる)に場所を移して再建された。

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・・・続く、「法道仙人」🙏🏼