ちょうど今から1週間前の今月5日、小説家の西村賢太さんが急逝されました。
ファンだったので衝撃で。
しかも亡くなる数日前に、西村さんの新刊が出てないかチェックしたばかりだったので尚更驚きました。
思わず、自分が持っている西村さんの小説を確認。刊行されている小説は全部で18冊。そのうち自分が持っているのは17冊でした。
お気に入りの4冊↓↓↓
ほぼ持っていたことに我ながら驚きつつ、持っていない1冊を求めて大型書店へ出向いたものの、在庫なし。
他の書店も回ったんですが、結局どこにもありませんでした。Amazonでは中古本が販売されてましたけど、高値すぎて、、、。
重版されるかどうか、丸善の書店員さんにお願いして版元に確認してもらったんですが、その予定はないとのこと。
買っておけばよかったと後悔。
お目当ての本以外はどうかも確認してもらったんですが、どれも同上。重版の予定はなし。
ということは、ということはですよ、今あるものが売れたら、西村さんの新品本は書店からもAmazonとかからも消えるってことです。おそらくそうなりそうです。
悲しすぎる、、、。
というわけで、丸善や他の書店にあった文庫本をすべて買うことにしました。すべて持ってるんですけど、保存用として。
たった5冊、、、。
ほとんど残ってなかったのは、自分みたいな人間が他にもいたのか、それとも転売ヤーなのか。
ただ、在庫はないといっても電子書籍で全部読めます。でも自分のこだわりとして、お気に入りの本は紙という実体を通して読みたい欲求があります。手元にも置いておきたい。
とにもかくにも、何がそんなに魅力的なのかというと、笑えるからです![デレデレ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/047.png)
![デレデレ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/047.png)
ぼくはこれまで小説を1000冊以上読んできましたが、声を出して笑ってしまう小説は西村さんの作品(あとは町田康さんの『告白』)くらいで。
西村さんに近い人を挙げるなら、ビートたけしさんでしょうか。なんとなくイメージしていただけるかと思います(笑)
はあ、なんで死んちまうんだよと思いつつ、西村さんらしい死に様だったかもしれないなあとも今は思ってます。