エゴについて | 魂の世界に生きる

魂の世界に生きる

私が内なる世界と呼んでいたものは、魂の世界だった。

エゴとは何か?

 

自我の事ではありません。

 

自我はそれ自体、プラスでもマイナスでもなく、「ただ在るもの」です。

 

そこを踏まえて「エゴとは何か?」を端的に言うなら“無い”です。

 

意味的には“足りない”です。

 

あなたの中に在る“無い”や“足りない”、それがエゴです。

 

 

 

エゴと付き合う方法は1つ、「取り込んでしまえ」です。

 

あなたの一部として吸収し、1つになる事です。

 

言う事を聞いたところで、何を叶え続けたところで、「“足りない”」としか言いません。

 

…かと言って、無視し続けてても永遠に居座り続けるので、それも得策ではありません。

 

口喧しい小姑がずっと中に居続けるようなものです。

 

言う事を聞いても不毛、無視も出来ないとなると、それが最も建設的なエゴとの付き合い方です。

 

 

 

言葉にするなら、「エゴを愛する」になります。

 

「愛する」が意味するのは、「1つになる」、「全てを受け入れる」、「全てを理解する」です。

 

もっと簡単に言うなら結婚するつもりで良いでしょう。

 

「もうわかった」と。

 

「お前も私の一部だ」と。

 

エゴの根本的欲求は「認められたい」とか、「受け入れられたい」ですから、そうしてやるのが良いでしょう。

 

 

 

エゴをは敵ではありません。

 

敵だとすれば敵として振る舞い、やり返そうとして来ますが、だったら敵として見なければ良いのです。

 

エゴもまた、あなたが創ったものです。

 

どういうつもりで、何の相手として創ったのか。

 

戦う相手として創ったのでなければ、戦わずに元の鞘に納める(1つになる)べきです。

 

 

 

エゴは消せるのですが、単に消すのではありません。

 

年中不足で損得勘定でしか動かないエゴに、ただ「邪魔だから消えろ!」は無茶です。

 

「1つに取り込んで、結果的に消える」を目指すのが建設的です。

 

そうすればお互いにメリットが有ります。