「この世は幻想だ」と言われる事があります。
それは般若心経でも「色即是空」という言葉で表現されます。
しかし、「どの様なタイプの幻想なのか?」という事を、それらから伺い知る事は出来ません。
感覚的にもしっくり来ないし、内に響くものも無い。
それでは上辺だけの知識だけに留まり、真の智慧には至れません。
ところが、それを理解する事に繋がりそうな表現に出会いました。
今回この記事を書こうと思ったのもそれが理由です。
その表現を見た瞬間、「幻想の意味はこれだ」と思ったのです。
女性も男性も、この表現には心して目を通して頂きたいと思います。
「嘘だ」と言い切れない何かを感じる事が出来るのではないでしょうか。
男性は女性のアクセサリー。
この表現に私は大変響くものを感じました。
直感的に真実を感じたのだと思います。
肝心なのは「アクセサリー」の部分です。
ここに幻想の意味を見たのです。
この世は“飾り”。
それが「この世は幻想」という意味です。
世の中を見てもそれは明らかです。
「如何に自身を飾るか。それがこの世における普遍的な価値観だ」と言っても過言ではありません。
その理由は単純に「楽しいから」なのでしょう。
己に正直に在ろうとしている私でさえ、この考えにはとても魅力的な反応を感じています。
これが全ての“次元”を超え得るのか、あるいは“次元”そのものを意味するのか、それは分かりません。
“次元”の高さもまた“飾り”にしか過ぎないのなら、おそらくそうなのでしょう。
私は何事にも動じない自信が有りましたが、今回ばかりは少しハイになっています。
しかし、ここは努めて冷静にならなくてはなりません。
“飾り”の真の意味が奥に在るかも知れないのです。