「容姿が良いから」という理由で選んだ場合、それは「“見た目”を“彼女”にした」という事です。
しかし、あくまで“見た目”は“見た目”であって、“彼女”ではありません。
“彼女”ではないので、無理無理「これは“彼女”だ」と思い込むしかないだけで、決して“彼女”にはなりません。
これは“好き”でも“性格”でも同じ事です。
“彼女”の代わりは存在しません。
“彼女”を“彼女”足らしめるのは「“彼女”だから」であって、それ以外を“彼女”にする事は出来ません。
“彼女”だから“彼女”にした。
“彼女”だから“彼女”になる他無い。
“彼女”だから彼女は“彼女”だ
これが正しい“彼女”認定の仕方であろうと思います。
言わば「純粋な“彼女”」こそ本物の“彼女”で、それ以外の何かを彼女にした場合は「紛い物と彼女」と言えるでしょう。
私にとって“彼女”とは称号です。
易々と与えられるものではありません。
また、私自身も易々と授かれるものでもありません。
内的価値観において余程の基準に達していなければ、「1人で居る方がマシだ」という判定が下されてしまいます。
「今までの私は本物の“彼女”を持つに値しなかった」と見て良いでしょう。
これからもそうかも知れません。
しかし、私は“彼女”と“悟り”に向かう事を止められないでしょう。