この恋は自分のもの | 魂の世界に生きる

魂の世界に生きる

私が内なる世界と呼んでいたものは、魂の世界だった。

恋が自分のものとして定着すれば、「自分にとっての恋とは何か?」を理解するに至るでしょう。

その自分より導き出した答えに従う事で、実際の恋も円滑に事が運ぶようになると思います。

Iさんに対してもどのように振る舞えば良いかも理解し、その通りに振る舞う事でしょう。

その時の私はもはや恋を恋だと思っていない事でしょう。

今の私は仕事を仕事だと思っておらずに好きに振る舞っていますが、特に自他共に不都合な事は起こりません。

それどころか、その場その時に応じて「こうしたら良い」という最適な行動を思い付き、それが結果的に私を含めた関わる人全ての為になる事が増えていると思います。

少なくとも欠乏感を満たす為、自身を誇示したいが為に仕事をするよりは、明らかに周囲の為になる事が出来ます。

かつて働く事を避けた私が働く事を受け入れてこうなったので、恋もこれと似たようなものになるんじゃないでしょうか。

いや、必ずそうなるでしょう。



恋は私が「自分に欠けている」と強く感じる唯一のものです。

他にも人から見れば私に欠けているものは沢山有るでしょうが、私はそれらを「欠けている」とは感じません。

「自分(全)が持っているのだから、私(個)は持っていなくても構わない」とばかりに、「どうでも良い」とさえ思っていません。

恋が自分の中に有って、「恋をしていた相手が自分だった」と解った以上、もう恋をする事もされる事
も求める必要はありません。

自分が「恋を持っていた(恋も欠けていない)」と悟ってくれたら、私の方では恋をしようがしまいがどうでも良いのです。



この恋は自分のものです。

それは私の立場からでもそう断言します。

そういう結論に至るしか無いのです。

後は自分がそれを深く理解するのを待つ、あるいは手助けをするだけです。