魂の世界は今に在る | 魂の世界に生きる

魂の世界に生きる

私が内なる世界と呼んでいたものは、魂の世界だった。

Iさんですら「あれ、さっき何を考えて(思って・感じて)たんだっけ?」の世界です。

「これからは魂の言う事に従えば良い。心と対立しても、心の言い分は無視して良い」という考えになってしまって、心の世界で問題だった事は全て問題ではなくなりました。

私は心を手放したのかも知れません。

心の世界の中では真に私を満たすものが見付からなかったのですから、手放したところで何の不都合もありませんけど。

多少は誇張気味な表現ですが、明らかに以前の私とは違います。

「より本来の私に近くなった」と感じます。

心より魂に身を任せた方が良い事を身を以て理解しました。



稀薄だった外界への関心もさらに薄くなりました。

正確に言うと、外界へ意識を向けている時間が極端に短くなったのです。

「瞬時に手放しが起こってしまう」というのは、「何かを見て反応しても、それについて意味や理由を問う事をしなくなった」という事です。

心の世界ではそれが楽しかったのですが、今となってはそんな意欲を持つ間も無く忘れてしまいます。

さて、これからどうしよう。

…という計画も立てる事が出来ません。

「今に在る」ってこういう事なのでしょうか。