「好きだ」と言いたいだけ | 魂の世界に生きる

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私が内なる世界と呼んでいたものは、魂の世界だった。

私は多分、“好き”を感じる人に「好きだ」と言いたいだけなのだと思います。

これは、“可愛い”を感じる人に「可愛い」と言いたかったのと同じです。

「付き合う」とか「振られる」とか、そんな事は全く関係ありません。



「好きだ」という言葉自体は、9ヶ月前に既に発しています。

「好きだ」と言いたいだけなら、その時に目的は達成しているはずです。

私は1度達成している事は何度もそれをしたいとは思わない(悪く言うと飽きる)し、あれこれ考えもしなければ悩みもしません。

…という事は、達成してなかったのです。

以前告白した時に「失敗した」と感じたのは、Mに付き合っている人が居ると知って、適当に誤魔化して引き下がった事では無かった。

「感じたままを表現しなかった事」が失敗だったのかも知れません。

当時の私を思い出すと、好きかどうかを試そうとしていた意識がありました。

純粋な“好き”を伝えたわけではありません。



もう1度その機会は来るだろうか。

“好き”を感ずる人が何人も居るならMでなくても良い事になりますが、Mしか居ないのですよね。

ちなみに、Kにも好感を抱いていますが、感じているのは“可愛い”であって“好き”ではありません。

だからKに向かって「好きだ」はある意味本当ですが、今回の場合は目的達成とはなりません。

逆に、Mも可愛い事は可愛いですが、感じているのは“好き”であって“可愛い”ではありません。

Mに向かって「可愛いね」は正しいですが、「感じている事」という視点から見れば、やはり間違いです。