自分の心の傷を通して相手の心の傷を知る | 魂の世界に生きる

魂の世界に生きる

私が内なる世界と呼んでいたものは、魂の世界だった。

自身の心の傷を理解した上で、「その人の行動や態度の裏には心の傷が在るのだ」と考える様になると、ある程度他人にも寛容になれます。

「何故この人はこういう事をする(しない)のか」と腹を立てる前に、「この人にも気付いて欲しい心の傷が在るのだろうか」と、その人について考える余裕が生じるのを今、私は経験しております。

私に対する敵対的な姿勢をする人が居たら、その人は私に癒しを求めているのかも知れません。

もしかすると、その時その人の心の奥底では、「この人なら自分の傷を理解してくれる」と期待する気持ちがあるのかも知れません。



Iさんも単純に「好きか嫌いか」で語る事は出来ません。

「好きとか嫌いとか、そんな次元の話ではない気がする。何か違うぞ」とは感じていましたが、それは私の心の傷がヒントをくれたと思います。


男性によって心に傷を負っている女性が居て、私を通してその傷を感じている人が他にも居るかも知れない。

私に自身の心の傷を観たならば、私はその傷を癒せるのではないか。

もしかすると、Iさんもそのうちの1人なのかも知れない。


…こういう事を今、考えているのです。