お金の事(2) | 魂の世界に生きる

魂の世界に生きる

私が内なる世界と呼んでいたものは、魂の世界だった。

私がお金を欲したのは、「女性を得る為」と「働く事から自分を解放する為」でした。

しかし、その本質は女性を得る為にあって、女性を得る為に働く事を手段としていた私は、「それらを飛ばしてお金を得る」という事がどうしても出来ません。

「意味が無い。本当に欲しいのはお金じゃない」と解っていながら、お金を得る為だけに動く事がとんでもない苦痛だったからです。

更に言うと、自分の為だけならお金はそんなに必要無い事も解っていました。

Iさんと出会った事によって、結果的にそれは正しかったと知りました。

Iさんに出会わなければ欲しかった女性、即ち愛する事を学べなかったでしょう。

人を愛する事を知らず、ひたすら欲の為にお金を求める人生はきっと地獄だったに違いません。



私がかつて求めようとしたお金の本質は「女性から愛される事にあったのではないか」と思います。

「お金が欲しい=女性から愛されたい」だとするならば、私の性質(性格)上お金そのものを求める事は出来ません。

…となると、お金の本質である「女性から愛される事」に意識が向かうわけです。

この女性とはIさんの事です。

「Iさんから愛されていると感じられる事が、自分のお金である」という事になります。

「Iさんから愛されている」という感覚が、「お金を持っている」という感覚それ自体となる可能性が高い。



そうなるとアプローチすべきはお金の事ではありません。

「自分はIさんに愛されていると感じられるかどうか」です。

正直に言うと、「何かしらには愛されてはいる」と信じる(感じる)事は出来ても、「Iさんに愛されている」と感じる事は出来ません。


日は勇気を出して感じてみようかと思います。