Bさんは帰る家です | 魂の世界に生きる

魂の世界に生きる

私が内なる世界と呼んでいたものは、魂の世界だった。

Bさんの事を考える割合が多くなっているように感じます。

正確にはBさんに対する気持ちなのでしょうけど。

「彼女の気持ちを確かめたい」という気持ちはとっくに別のものに変わっています。

何故か。

関係無いかも知れないし、有るかも知れません。

私の勘違いかも知れない(十中八九そうだと思います)し、強引なこじつけかも知れない。

それでも敢えて書きます。



先日、私に嫌われていると勘違いしている女性が居たと書きましたね。

そして、「少なからず私に気が無いと、嫌われていると勘違いする事は出来ない」とも書きました。

何故そんな事を書いたかと言うと、その時を思い出す様な出来事があったからです。



Aさん。



実に久し振りの登場ですが、何ヵ月か前まではBさんではなくて彼女が本命の人でした。

「Bさんに近寄ってみようか」と思っていたら、近寄る機会が訪れたのはAさんの方でした。

Aさんの他にもう1人の女性が居て、2人に対して「QC(詳細はGoogleで)に出ます?」とだけ声を掛けました。

AさんはBさんと違って徹底的と言って良い程私の方を見ません。

明後日の方を見ながら「一応参加する」という趣旨の事を口にしました。

しかし、何となく彼女の目がとても潤んでいるように見えました。

眠かったのかも知れないし、目薬を注した直後だったのかも知れませんが、とにかく潤んでいたのであります。

私は彼女の後を付いて行く形で会場に向かって歩いていると、彼女は後ろ気にしながら両手で頬を触ったのです。

その時私は先程の潤んだ目と合わせて「緊張しているか照れている」と思ったのです。

何故そう思ったのかは知りませんが、とにかくそう思ったのです。



勘違いである事が濃厚な話を書き並べるのは実に恥ずかしい限りですが、私の気持ちを理解する上で必要だと感じるので続けます。



そこで私は「自分は女性から見てそれなりに魅力的に映っている」と考える事にしました。

自分から見た自分、同性から見た自分は大して魅力的に見えなくても、女性から見た場合は違うのかも知れない。

そう考えると、Bさんの視線や表情の意味との辻褄が合うからです。

「気持ちを確かめたい」という気持ちが失せたのは「辻褄が合う」と感じたせいかも知れません。



Aさんのそんな姿を見ても、気持ちはBさんに戻ります。

Bさんは私にとって帰る家、戻って来る場所になりつつあるのかも知れません。