どうやら“可愛い”を感じたい様ですが、そこには執着をも感じています。
そう言えばBさんに感じたのも“可愛い(可愛過ぎる)”でしたね。
執着って実に懐かしい言葉ですね。
執着には2つの特徴があります。
1つは「決してそれを手に入れる事が出来ない」という事。
もう1つは「気付いてしまったら望む望まないに関わらず手放されてしまう」という事です。
そんな訳で私の中の“可愛い”は手放されるでしょう。
私はもっとこの刺激的な楽しみを味わい続けたいのですが、それはもはや叶いません。
実に残念ですが、執着は気付いてしまったらもうアウトなのであります。
本当は全然残念ではありませんけどね。
執着を手放した対象は、決して手に入らないものではなくなるのですからね。
私は“可愛い”を欲しがっていましたから、「手放す事によって得る」という私の法則に従って、“可愛い”を得るでしょう。
「得る」ってどういう事かと言うと、「かつては“可愛い”を感じた対象を見ても過剰に反応しなくなる」という事です。
その上で彼女となってくれる人を求めましょう。
いや、既に求めているんですけどその気配を微塵も感じないのですよね。
「忘れた事に現れる」ってよく言いますけど、“可愛い”を手放す事で忘れられますかねぇ。