お金の価値 | 魂の世界に生きる

魂の世界に生きる

私が内なる世界と呼んでいたものは、魂の世界だった。

お金は、それを渡す人と受け取る人があって初めて価値が生まれます。

誰も居ない無人島に1兆円積んであったとしても、その1兆円は道端に散らばる枯れた葉っぱと同じで、それ自体何の価値も持ちません。

つまり、「お金の価値は人在りき」という事です。

人の前にお金が在るのではなく、お金の前に人が在るのです。

お金が人の価値を生むのではなく、人がお金の価値を生むのです。

お金を大切にする前に、人を大切にするのが道理です。

人を大切に扱わない事は、お金を大切にしていない事も同然と言う事です。

それなりに長く、今も発展しているような企業にはそのような意識が在るんじゃないでしょうか。

少なくとも、創業者の方には在ったと思います。

ひょっとしたら、彼らの意識の中には「儲けよう」はおろか「人の為に」もなく、ただ単に自分がやりたい事をやっただけなのかも知れません。

しかし、引き寄せの法則的に表現するならば、「自分のやりたい事=人の為になる事」であり、「人の為になる事=自分が豊かになる事」なのです。

逆に「自分のやりたくない事=人の為にならない事」であり、「人の為にならない事=自分が貧しくなる事」なのです

やっぱり、善きにしろ悪きにしろ、自分に成す事は自分に返って来るのです。

「やりたい事をやりなさい」という教えの真髄はそこに在ると思います。

「やりたい事をやるから人も喜ぶし、自分も豊かになるのだ」と言う事です。

エゴ的に解釈してしまうと「やりたい事をやる=自分勝手に我儘に振る舞っていい」となってしまいますが、これが間違いである事はお分り頂けると思います。

豊かで在りたいなら、人を大切にし、人を大切にしたいなら、まず自分を大切にする。

やはり一番最初に来るのは何時でも「自分に対する意識の在り方」なんですね!