これから起こる事の全ては決まっているのか、いないのか。
これを直接体験して知る、簡単な方法があります。
まず、あなたがこのブログを読んだ瞬間を『今』とします。
『今』あなたがこのブログを読んでいる事は「決まっていた事」と言えます。
そして直ぐ様、その『今』から１時間をイメージしてみてください。
いろんなイメージが湧く事と思いますが、「『今』から見た１時間後に何をしているか」は、決まっていません。
それから１時間後、その時あなたがやっている事を『今』とした場合、それは「決まっていた事」と言えます。
こうして、常に『今』を視点にし続ければ、その『今』起こっている事は全て「決まっていた事」になります。
この理屈で言えば、「将来はどうなるかわからないが、何が起ころうと全て決まっている事」と言えます。
しかし、「どうなるかわからない」のはあくまで結果を見た場合の話です。
あなたが結果に左右されず、何らかの『在り方』を貫くなら、あなたは未来永劫その『在り方』のまま変わりません。
あなたの『今』が幸福とするならば、どんな出来事が起きようが関係なく、これから先もずっと幸福で在り続けます。
逆にあなたの『今』が不幸であるなら、どれ程の幸運に見舞われようが、不幸のままで在り続けるでしょう。
「『今』叶えてしまいなさい」という表現はその事です。
幸せでも願望でもいいのですが、これは「いつか来る幸せ」とか、「いつか叶える願望」と言った意識を持つ限り、それはずっと実現しないでしょう。
人生は「『今』どうであるか」の連続です。
『今』不満なら、ずっと不満が続くでしょう。
『今』叶ってないなら、ずっと叶わないでしょう。
『今』という瞬間に気付いたら、あなたが望む『在り方』を強く自分に言い聞かせてみてください。
『今』という瞬間に気付いた時、あなたが「自分は不満だ」「不安だ」「不幸だ」という思考の声が頭に響いていたなら、強引にでも「満足していたいんだ！」「安心していたいんだ！」「幸せで在りたいんだ！」と言い聞かせ続けてみてください。
あなたの『今』はそのうち、「自分は満足だ」「安心だ」「幸せだ」に変わるでしょう。
そしてあなたの願望も、『今』までずっと叶い続けていた事に気付き、これからも叶い続ける事を知るでしょう。